
iOS 8.2がリリースされ、Apple Watchに備えよう
ブレア・ハンリー・フランク著
Appleは、来月のApple Watchの発売に備えて、モバイルオペレーティングシステムの大型アップデートをリリースしました。iOS 8.2は現在ダウンロード可能で、Apple Watchのサポート、さまざまなバグ修正、ヘルスケアアプリの改善が含まれています。
来月リリース予定の新しいApple Watchアプリでは、iPhoneとAppleのウェアラブルデバイスをペアリングして同期できるほか、設定のカスタマイズやデバイス上のアプリケーションの管理も可能になります。さらに、今回のアップデートではアクティビティアプリも追加されます。このアプリはApple WatchとiPhoneをペアリングした場合にのみ表示され、Apple Watchを装着することで生成されたアクティビティデータを追跡できるようになります。
ヘルスケアアプリも改良され、距離、体温、身長、体重、血糖値の測定単位を選択できるようになりました。また、デバイスが収集する歩数情報など、大量のデータの処理においても安定性が向上しています。
Apple の他のソフトウェア アップデートと同様に、今回のアップデートには、マップでお気に入りの場所へのナビゲーションが妨げられる問題や、一部の音楽やプレイリストが iTunes から携帯電話のミュージック アプリに同期されない問題など、多数のバグ修正が含まれています。
このアップデートは容量が大きく、iPhone 6では476MB、iPad Mini 3では390MBあります。そのため、すぐにインストールしたい方は、時間に余裕を持ってインストールすることをお勧めします。アップデートをインストールするには、iOSデバイスで「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」と進むか、iTunesが起動しているコンピュータにデバイスを接続して「アップデートを確認」を選択してください。
他のソフトウェアアップデートと同様に、インストール前にiOSデバイスのバックアップを必ず行ってください。すべてがスムーズに進むはずですが、万が一問題が発生した場合に備えて、安全策を講じておくことが重要です。