
報道:元マイクロソフトCFOがトランプ大統領の次期経済顧問の最有力候補
報道:元マイクロソフトCFOがトランプ大統領の次期経済顧問の最有力候補

クリス・リデル。(ジョージ・リデル撮影、ウィキメディア・コモンズ経由)
ナット・レヴィ著

ニューヨーク・タイムズの報道によると、マイクロソフトとゼネラル・モーターズの元最高財務責任者(CFO)であるクリストファー・リデル氏が、トランプ大統領の首席経済顧問の最有力候補だという。
リデル氏はトランプ大統領の政権移行チームに所属し、昨年政権に加わり、新設されたアメリカ技術評議会(ATC)の理事に就任した。ATCは、政府機関のデジタルサービスの近代化を支援することを目的としている。タイムズ紙は、このプロセスについて説明を受けた2人の関係者の話として、まだ決定はされていないものの、今週辞任したゲイリー・コーン氏を受け、リデル氏が次期国家経済会議(NEC)議長の最有力候補となっていると報じている。
リデル氏は2005年から2009年までマイクロソフトのCFOを務めた。2010年にGMに入社しCFOに就任したが、わずか1年で退社した。
リデル氏にとって、トランプ政権は初めての政界進出ではなかった。2012年の大統領選ではミット・ロムニー氏の資金調達キャンペーンの会計を務め、もしロムニー氏が当選していたら政権移行チームのエグゼクティブ・ディレクターを務めていたはずだ。