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アマゾンのデジタルアシスタントAlexaが新しいEcho Lookデバイスに搭載され、スキルが1万2000に到達

アマゾンのデジタルアシスタントAlexaが新しいEcho Lookデバイスに搭載され、スキルが1万2000に到達

ナット・レヴィ

(アマゾンフォト)

Alexa の非常に特殊なスキルセットの数は現在 12,000 を超えています。

Amazonは四半期決算報告で、スキル数の増加を発表しました。これには、照明のオン/オフ、照明の色の変更、ドアの施錠など、300以上のスマートホームスキルが含まれます。

Alexaの最新の研究分野はファッションです。Amazonは昨日、Alexaを搭載した200ドルの「ハンズフリーカメラ&スタイルアシスタント」、Echo Lookを発表しました。現在招待制でのみ販売されているこの新デバイスでは、深度センサー付きカメラとコンピューターによる背景ぼかし機能を使って、音声操作で全身写真や動画を撮影できます。Amazonはこれらのスナップショットをコンパニオンアプリに保存し、「スタイルチェック」サービスを通じて、機械学習アルゴリズムとファッション専門家のアドバイスを活用したファッションのおすすめ情報を提供します。

同様の流れで、Amazonは先月、iOSアプリ向けに「Outfit Compare」という新しいプライム特典をリリースしました。これは、ユーザーが様々な服装で撮った写真をアップロードすると、すぐに専門家のアドバイスを受けられるというものです。GeekWireはこの機能を試用しましたが、ある意味でEcho Lookの先駆けとも言える機能でした。

Alexaのスキルは、今年初めにはわずか7,000種類しかできなかったのに対し、今ではほぼ倍増しています。昨年6月には、Amazonのデジタルブレインが持つスキルが1,000種類に達し、それ以来、成長は飛躍的に進んでいます。

Alexaの普及は、Amazonが2015年に開発者やデバイスメーカーにAlexaを開放するという決定を下したことに一部起因しています。Alexa Voice Serviceを利用することで、メーカーはAlexaを自社製品に統合できます。Alexa Skills Kitは、サードパーティ開発者がAlexa向けのスキルを開発することを奨励しています。Alexaの機能を強化したい開発者は、クラウド上でAlexaと連携するコードを作成し、音声コマンドの理解と解読といった面倒な作業をスマートアシスタントに任せることができます。

Amazonはまた、Alexaの耳とも言うべき7マイク音声処理技術を、自社デバイスにデジタル脳を組み込みたいと考えているサードパーティハードウェアメーカーに公開しました。また、今四半期には、Alexaを支える人工知能技術であるAmazon Lexを開発者向けに公開しました。