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マイクロソフトは、ゲームハードウェアに注力し、新しいXboxコンソールを開発中であることを明らかにした。

マイクロソフトは、ゲームハードウェアに注力し、新しいXboxコンソールを開発中であることを明らかにした。

テイラー・ソパー

3年後、Xboxの旧ゲームとの下位互換性は、このゲーム機の特徴の一つとなった。(GeekWire Photo)

マイクロソフトのエンジニアたちは現在、同社の Xbox コンソールの次期バージョンの開発に取り組んでいる。

ロサンゼルスで行われたE3ゲームカンファレンスのマイクロソフト基調講演の壇上で、マイクロソフトのゲーム部門責任者フィル・スペンサー氏は、Xboxコンソールの新世代が登場することを明らかにした。

「Xbox One Xで前例のないパフォーマンスを実現した同じチームが、次世代Xboxコンソールの設計に深く関わっています。そこで我々は、コンソールゲームのベンチマークを設定するというコミットメントを再び果たすつもりです」とスペンサー氏は述べた。

マイクロソフトは、Xboxの最新モデルであるXbox One Xを昨年9月に発売しました。Xbox One Xは、マイクロソフトが「世界で最もパワフルなコンソール」と称賛するほどの性能を誇ります。前モデルである初代Xbox Oneや新型Xbox One Sよりも高速で、処理能力も向上しています。ソニーのPlayStation 4 Proと競合する製品です。

モバイルゲームの急成長と、マイクロソフトがWindows PCとコンソールゲームの取り組みをますます連携させていることから、ゲーマーや業界の専門家は長年にわたり、マイクロソフトとソニーのコンソール各世代が最後の世代になるのではないかと推測してきました。しかし、マイクロソフトはXboxコンソールとゲーム事業全体に、より多くのリソースを投入し続けています。

マイクロソフトは日曜日、さらに多くのファーストパーティタイトルを制作する計画として、ゲームスタジオ4社を買収し、The Initiativeという独自の新スタジオを設立すると発表した。

同社はゲーム技術にもAIとクラウドのリソースを投入している。スペンサー氏は、マイクロソフトが「あらゆるデバイスでコンソール品質のゲーム体験を実現するゲームストリーミングネットワーク」を構築していると述べた。ゲーム業界がクラウドベースのインフラへと移行するにつれ、高性能なコンソールの必要性は低下する可能性がある。

「Xbox、PC、スマートフォンなど、どこでプレイしても完璧な体験を提供できるよう尽力して​​います」とスペンサー氏は述べた。