
GeekWireラジオ:iPhone向け3Dビデオデバイス「Poppy」の裏話
トッド・ビショップ著
ベテランソフトウェアエンジニア2人が、いかにしてハードウェアの世界に飛び込んだのか?そして、iPhoneのために彼らが考案したこのクールな3D装置とは一体何なのか?

今週のGeekWireラジオ番組では、iPhone用3Dカメラ&画像ビューア「Poppy」の舞台裏に迫ります。これは、UrbanSpoonの共同創業者イーサン・ローリー氏とソフトウェア業界のベテラン、ジョー・ハイツバーグ氏が開発したアプリです。Kickstarterプロジェクトは当初の目標額4万ドルを大きく上回り、すでに14万4000ドル以上を集めています。
このデバイス(View-Master 2.0と名付けました)は、iPhoneをスロットに差し込み、特殊な光学系を用いてスマートフォンで3D形式の動画や静止画を撮影します。撮影した動画は、Poppyで自分や他のユーザーが撮影した3D動画として鑑賞できます。
スタジオでPoppyのプロトタイプを試す機会があり、非常にうまく機能していることを実証できました。このデバイスを通して周囲の世界を3Dで見るのは本当に楽しいです。「Poppyを持っていると、みんな注目してくれます」とハイツバーグ氏は言います。「iPhoneを差し込んでいるのを見ると、『ちょっと待って、何をしているの?』って言われるんです」
これは、ハードウェア エンジニアリングとソフトウェア エンジニアリングの違いの 1 つにすぎません。
彼はこう説明した。「ソフトウェア業界で15年間働いてきましたが、カフェで画面にコードが表示されている時に、『すごい!コードで作業しているんですね。ウェブサイトかゲームでも作ってるんですか?』と声をかけられることは一度もありませんでした。ソフトウェアって魔法のようなものです。何かを作っている時はそう感じますが、画面に近づいてコードの内容を聞いてくる人はいないんです。」
対照的に、Poppyの場合は、それが何なのかと尋ねる人がしょっちゅうやってきます。それがきっかけで、Kickstarterキャンペーンのビデオで、なんとデヴィッド・クロスビーに製品を試してもらうことになったのです。ハイツバーグは番組でこの話を語っています。
「3Dはクールだと思います。世界を体験する方法そのものなんです」と彼は言った。「そして私たちの考えは、それをiPhoneのようなシンプルなものに凝縮し、すぐに消費、共有、キャプチャでき、しかも十分に安価にできれば、多くの人が楽しめるものになるかもしれない、というものでした。これまでのものよりもずっと手軽に楽しめるものになるはずです。」
その会話は、上のオーディオ プレーヤーの 8:10 のマークから始まる 2 番目のセグメントで始まります。
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