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シアトルの電柱に7月にオタクアートプロジェクトが登場

シアトルの電柱に7月にオタクアートプロジェクトが登場

ジョン・クック

シアトルの人々が「オルタナティブ・ビューズ」展で見ることができるメキシコの街の風景の一つ

私たちは、現実世界とデジタル世界が融合する物語に魅了されており、日々、そうした事例が増えているように感じます。今日、私たちの注目を集めたもう一つの事例をご紹介します。

シアトルの芸術家で写真家のケビン・ウィルダーマス氏は来月、フリーモントとキャピトル・ヒル地区の電柱や店頭に、QRコードを表示する黄色いプラカードという自身のアートプロジェクトを設置する予定だ。

「オルタネート・ビューズ」と呼ばれるこのプロジェクトでは、スマートフォンを使って47枚のプラカードを操作するユーザーが、メキシコのオアハカやシアトルの写真を並べた街の風景をバーチャルツアーで巡ることになる。

私たちは、このインスタレーションの詳細と、彼にインスピレーションを与えたものについて知るために、ワイルダーマス氏に連絡を取った。

Alternate Views Web サイトからの詳細:

メキシコの様々な都市を旅する中で、ケビンは、アメリカで慣れ親しんだ日常の環境と、いかに異なっていながらも共通点があるのか​​に興味を持つようになりました。このプロジェクトは、鑑賞者に、自分たちの環境にある見慣れた光景を少し注意深く観察し、それから全く異なる場所から撮影された写真について考えてもらうよう促します。写真と実際の場所の間には、文字通りの繋がりが見られる場合もあります。例えば、自動車や関連産業は、どちらの文化にも遍在しています。しかし、両者の繋がりはそれほど明白ではなく、アーティストが両方の場所で経験した感情的な共鳴によって生まれた繋がりである場合もあります。いずれにせよ、このプロジェクトは、思考を刺激し、そして願わくば啓発的な体験となることを願っています。

ワイルダーマス氏は、7月2日午後6時半から7時半までシアトル公共図書館フリーモント支店で、また7月5日午後6時半から7時半までシアトル公共図書館キャピトルヒル支店でこのプロジェクトについて議論する予定である。