Watch

マイクロソフトCFOエイミー・フッド氏からのリーダーへのアドバイス:「私が取ったすべてのリスクは自信を築きました」

マイクロソフトCFOエイミー・フッド氏からのリーダーへのアドバイス:「私が取ったすべてのリスクは自信を築きました」

テイラー・ソパー

画像_0818
マイクロソフトCFOのエイミー・フッド氏(左)とクライナー・パーキンス・コールフィールド・アンド・バイヤーズのゼネラルパートナー、メアリー・ミーカー氏。水曜日に開催されたKPMG女性リーダーシップサミットにて。(GeekWire写真)

マイクロソフトの CFO エイミー・フッド氏は、会社で昇進するために必要な自信がない人々に対して、「成功するまで偽装しなさい」とアドバイスしている。

2013年にマイクロソフト初の女性CFOとなったフッド氏は、今週末サハリーカントリークラブで開催されるKPMG女子PGA選手権に合わせて開催されたイベント、第2回KPMG女性リーダーシップサミットのパネルで水曜日に講演した。

マイクロソフトの幹部は、毎年恒例の「インターネットトレンド」レポートで知られるクライナー・パーキンス・コールフィールド・アンド・バイヤーズのゼネラルパートナー、メアリー・ミーカー氏と、KPMGインターナショナルの会長、ジョン・ベイメイヤー氏とともに、「変化するグローバル市場でのリーダーシップ」について議論した。

kpmgサミット11
マイクロソフトのCFOエイミー・フッド氏(左から2番目)、クライナー・パーキンス・コールフィールド・アンド・バイヤーズのゼネラル・パートナー、メアリー・ミーカー氏(左から3番目)、KPMGインターナショナルの会長ジョン・ベイメイヤー氏。

フッド氏は聴衆の一人から、自分の能力にあまり自信がないまま「ストレッチロール」を引き受けることについて、またその自信を築くためのアドバイスはあるかと質問された。

「正直に言うと、最初の数ヶ月は少しごまかしをしないとダメなんです」とフッド氏は言った。「いやいや、正直に言って、少しはごまかさないとダメなんです」

エイミーフッド11フォーブスの「世界で最も影響力のある女性」リストで44位にランクされているフッド氏は、マイクロソフトの2,000人の従業員を抱える金融グループの運営など、新しい、より高いレベルの役職に就いた当初は、チームの意見を聞くことに多くの時間を費やしたと説明した。

「彼らの話を聞くことで、たとえ自分は全員に十分近づいていないと感じていたとしても、対処が必要な問題を確かに理解しているという自信が持てるようになりました」と彼女は語った。

最初の大きなスピーチをしたり、最初の収支報告の電話をしたりといった最初の「大きな瞬間」を乗り越えると、自信がつき始めるとフッド氏は語った。

「ある種のサバイバーというか、粘り強くやり抜くタイプなんです」とフッド氏は指摘する。「ある人に、『自分の一番の成功の秘訣は何か』と聞かれたんです。私はかなり粘り強い人間なんです。たいていのことを乗り越えて、そこから抜け出すと、良い教訓を得て、もっと良くなれるという気持ちになれるんです」

フッド氏はさらにこう付け加えた。「少しフェイクして、序盤にいくつか勝ち、チームを頼りにして、あとはそれを続けるだけだ。」

議論の冒頭で、フッド氏はマイクロソフト入社以前のキャリアについて語りました。ゴールドマン・サックスでの最初の仕事は「早く異動しないと、他の会社に移ってしまう」というもので、2002年にマイクロソフトに入社した際には「本当に自分には向いていない仕事を繰り返し引き受けました」と語っています。

「どんな仕事に就いても、自分が不適格だと感じ、ひどく落ち込んでいました」と彼女は語る。「一歩一歩、リスクを冒すたびに、自信が深まりました。」

マイクロソフトのCFOは、職場で自信を持てるようにするための、より一般的なアドバイスも提供した。

「仕事に行く途中、毎日自分にこう言い聞かせています。『今日は良い日になる良い日だ』と」と彼女は説明した。「毎日、今日こそは進歩し続ける日だと心から信じて始めなければなりません。そうならない日もあります。でも、次の日には、その日必ず何かを変えられると確信して目覚めます。正直言って、そういう世界観を持つことは、本当に力になります。一夜にして得られるものではありませんが、本当に良いことはそう簡単にはいかないものです。」