
500 Startups、ディープテックの創業者の成功を支援するデータ重視のスタートアップトラックを開始
トム・クレイジット著

高度な技術アイデアを取り上げ、それを実際のビジネスに成長させるまで育てるのは、特に現代のテクノロジーベンチャーキャピタルのプレッシャーがある中では、本当に困難です。500 Startups は、そのプロセスを少しでも容易にできると考えています。
500 Startupsは、ビッグデータと機械学習の課題に取り組むスタートアップ向けに、データスタートアップに特化したトラックを7月より開始します。1月から500 Startupsの常駐起業家としてこのテーマについてアドバイスしてきたクリス・ニューマン氏が、この度ベンチャーパートナーとして500 Startupsに加わり、このトラックを主導します。
「現在のビジネスモデルはエンタープライズデータ企業には通用しません」と、DataHeroを創業し、昨年ポートランドに拠点を置くCloudabilityに売却したニューマン氏は語る。「MVP(実用最小限製品)の開発には18ヶ月以上かかるかもしれません。そこにエンタープライズ向けの販売サイクルが加わると、ここ数年、インキュベーターやベンチャーキャピタリストの間で人気を博してきた消費者向けソーシャルメディアアプリとは全く異なるものになります」
また、ディープテクノロジー企業の創業者は、ディープテクノロジーの問題に没頭しがちで、製品デモを顧客パイロット、そして最終的には販売契約につなげるために何が必要なのかをあまり意識していない傾向があるとニューマン氏は述べた。ベンチャーキャピタルは、少なくともある程度の牽引力を発揮するまでは小規模企業に資金を提供しない。そして、優れたテクノロジーアイデアを持つ初心者の創業者は、事業を軌道に乗せるのに支援を必要とすることが多いのだ。
500 Startups は、このトラックでスタートアップを支援するために数名のアドバイザーを招聘する予定で、こちらから応募できます。
編集者注:この投稿は、Neumann 氏の正しいタイトルで更新されました。