
スリングTVは、19年間で最も視聴されたファイナルフォーでのマーチマッドネスの配信が不安定だったことを謝罪した。
テイラー・ソパー著
Sling TV は、今週末の NCAA バスケットボール試合のストリームにアクセスしようとするユーザー数に完全には対応できなかった。
ディッシュ・ネットワークが運営するこのサービスは、月額20ドルからさまざまなチャンネルのライブTVストリーミングを提供しているが、ユーザーがファイナル・フォーの試合のクリーンなフィードにアクセスできない問題があったとして土曜日に謝罪した。
今夜、登録とストリーミングの集中により、一部のバスケットボールファンの皆様にエラーが発生し、申し訳ございません。エンジニアがネットワークパートナー間の負荷分散を行いました。
— Sling Answers (@slinganswers) 2015年4月5日
スリングにとっては良いタイミングではなかった。マーチ・マッドネスの準決勝戦、デューク対ミシガン州立、ケンタッキー対ウィスコンシンは、通常のケーブルテレビでは過去19年間で最も視聴されたファイナル・フォーの対戦だったからだ。
Sling TVのCEO、ロジャー・リンチ氏はRe/codeでピーター・カフカ氏に対し、影響を受けたユーザーはわずか1,000人だったと語った。他のメディア企業が大型試合のストリーミング配信で問題を抱えていることを考えると、Dishが今週末に問題を抱えたのもそれほど驚くことではない。
それでも、カフカ氏が指摘したように、ストリーミング サービスの代わりにケーブル サブスクリプションを解約するよう顧客に勧めている Sling TV などの企業は、オンライン フィードが正しく機能しない場合に顧客が不満を抱くことを覚悟しておく必要がある。
Sling TVは今週末、HBOが「ゲーム・オブ・スローンズ」の新シーズンを配信開始するのに合わせて、新たな試練の時を迎える。Sling TVは先週HBOと契約を結び、月額15ドルの追加料金でHBO制作のプレミアム番組すべてにアクセスできるようになった。
ストリーミングといえば、NCAAは、試合をライブ配信するアプリ「March Madness Live」が、ライブ動画のストリーミング再生回数7,700万回以上、ライブ動画の消費時間1,680万時間を記録し、いずれも過去最高で昨年より15パーセント以上増加したと指摘した。