
初の「Google Shop」は検索大手の小売戦略を垣間見せてくれる
トッド・ビショップ著
木目調のテーブルに最新のノートパソコンを展示。最新デバイスを体験できるチャンス。一般の方向けの講習会やイベントも定期的に開催。
「いいえ、Apple Storeではありません。これは史上初のGoogle Shopです」と、ロンドンのトッテナム・コート・ロードにあるCurrys PC Worldに専用の「店舗併設型ストア」として本日オープンした。
この動きにより、Googleは消費者との新たな繋がり方として実店舗展開に着手した最新のテクノロジー大手となった。Appleは世界中に450以上の実店舗を展開し、業界をリードする存在となっているが、Microsoftも現在100以上の実店舗を展開しており、eコマース大手のAmazonでさえ、ポップアップストア、キオスク、大学構内ストアといった店舗展開を試験的に展開している。
新しい Google ストアには、Google Earth を通じて世界を探索できる大型スクリーンのインスタレーション、さまざまなバージョンの Google ロゴをスプレーで描く「Doodle Wall」、Google のテレビ ストリーミング デバイスを通じてコンテンツを体験できる「Chromecast Pod」などが含まれています。
「Googleショップでは、Googleが提供するあらゆるものを実際に試し、体験し、学べる場所を提供したいと思っています。驚くほど多様なデバイスから、完全に繋がったシームレスなオンラインライフまで、あらゆるものを提供しています」と、Googleのジェームズ・エリアス氏は声明で述べています。「これは、真にユニークな、購入前に試せる体験になると考えています。」
今朝発表された最初の店舗発表によると、今年後半には英国でさらに2店舗のGoogleストアがオープンする予定で、店舗はCurrys PC World内の別の店舗となる。ウォール・ストリート・ジャーナルは2013年にGoogleが米国での実店舗開設を検討していると報じたが、まだ実現していない。