
マイクロソフトがSolairを買収、IoT分野に進出
トッド・ビショップ著

マイクロソフトは、企業がクラウド サービスを使用して生産ラインからエスプレッソ マシンに至るまでの機器やデバイスを接続および監視するためのテクノロジを提供するイタリア企業 Solair を買収しました。
これは、マイクロソフトのクラウド&エンタープライズ部門責任者であるスコット・ガスリー氏が率いる、モノのインターネット(IoT)と「インテリジェントクラウド」構想へのマイクロソフトの最新の取り組みです。SolairはマイクロソフトのAzureクラウドプラットフォーム上で動作し、同社はSolairの技術をAzure IoT Suiteに統合して顧客に提供すると発表しています。Solairは、製造、小売、食品・飲料、運輸などの業界の企業と連携しています。
「創業以来、私たちの使命は、お客様がモノのインターネット(IoT)の大きなメリットを迅速かつ容易に享受できるよう支援することです」と、SolairのCEOであるトム・デイビス氏は本日の投稿で述べています。「お客様の真のニーズに基づいてソリューションを構築し、真の価値を得られるよう支援することで、Solairの技術と人材がMicrosoftのAzure IoT Suite、そしてMicrosoftのより広範なIoTへの取り組みに重要な貢献を果たすことができると確信しています。」
サティア・ナデラCEO率いるマイクロソフトは、前CEOスティーブ・バルマー氏の在任中に特徴づけられたような大規模取引ではなく、中小規模の買収に注力してきた。ソレア社との買収の金銭的条件は明らかにされていない。