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世論調査: 技術系労働者は自宅での方が生産性が高いのか、それともオフィスでの方が生産性が高いのか?

世論調査: 技術系労働者は自宅での方が生産性が高いのか、それともオフィスでの方が生産性が高いのか?

ジョン・クック

テックスターズシアトル内部

家とオフィス、どちらの方が仕事がはかどる?ヤフーCEOのマリッサ・メイヤー氏が、社員に対し自宅ではなくオフィスで仕事をするよう求めるメモを発表したことを受けて、最近テクノロジー業界ではこうした議論が巻き起こっている。

モバイル技術によって、起きている間はいつでも仕事に取り組める時代において、マイヤー氏の命令は確かに熱心な議論を引き起こした。

マイヤー氏はこう書いている。

最高の職場環境を実現するためには、コミュニケーションとコラボレーションが不可欠です。そのため、全員が隣り合って働く必要があります。だからこそ、全員がオフィスにいることが極めて重要です。廊下やカフェテリアでの議論、新しい人との出会い、そして突発的なチームミーティングから、最高の意思決定や洞察が生まれることもあります。在宅勤務では、スピードと品質が犠牲になりがちです。私たちはYahoo!として一つにならなければなりません。そして、それは物理的に一緒にいることから始まります。

それは素晴らしいように聞こえるが、ロイター通信は、在宅勤務は「生産性を高め、欠勤を減らし、従業員の定着率を高めるようだ」とする労働統計局の調査と、在宅勤務によって会社が年間2億7,700万ドルを節約できるとするシスコの調査を報じている。

シアトル周辺の多くのテクノロジー企業は、従業員にオフィス勤務を推奨していますが、明確なポリシーは設けていません。例えばAmazon.comでは、在宅勤務のポリシーは部署によって異なると言われています。Microsoftも近年、在宅勤務の許可を増やしています。

スタートアップ企業はより柔軟性を提供する傾向がありますが、スピードと素早い意思決定が重要となる中小企業にもこの問題は当てはまります。

さて、この記事を書いているのは、地下室のソファに寝転がりながら…しかもボクサーパンツ姿で。(これがテクノロジージャーナリストの日常です。)自宅で一人で作業している時の方が、確かに執筆量は多くなります(夜遅くや早朝に執筆)。でも、仲間が集まることには確かにメリットがあり、それがオフィススペースを設けている理由の一つでもあります(数え切れないほどのメールのやり取りを減らすことができるからです)。

では、皆さんはどう思いますか?テクノロジー系の従業員は、オフィスと自宅どちらで生産性が上がるでしょうか?もちろん、仕事の種類によっても異なりますが、皆さんのチームにとって効果的な方法や、そこから学んだことをコメント欄で教えてください。(ちなみに、今晩は生産性の第一人者、デビッド・アレン氏の講演を聴く予定なので、ヤフーの決定についてどう思うか聞いてみようと思っています。)