
スターバックスがあなたのメールに:コーヒー大手が会議スケジュールやギフトカード用のMicrosoft Outlookアドインを開発中
トッド・ビショップ著

サンフランシスコ — スターバックスは一部の都市では至る所にあるように見えるが、このコーヒー大手はまもなく Microsoft Outlook にも進出することになる。
スターバックスの新しい最高技術責任者であるジェリー・マーティン・フリッキンジャー氏が本日、マイクロソフトの Build 開発者会議のステージに登場し、スターバックスの新しい Outlook アドインをプレビューしました。
この機能により、Outlookユーザーは近くのスターバックス店舗での会議を迅速に予約したり、メールソフトを離れることなくスターバックスのギフトカードを購入・送信したりできるようになります。スターバックスアドインが利用可能になり次第、Outlookのリボンからアクセスできるようになります。
マーティン=フリッキンガー氏は、この機能はスターバックスの技術進化における自然なステップだと述べた。同社は、顧客がスターバックスの店舗に到着する前にスマートフォンでコーヒーを購入できる「モバイルオーダー&ペイ」などの機能で大きな進歩を遂げてきた。
「私たちの顧客はイノベーションを好み、新しい興味深い方法でスターバックスと交流することを好むのです」と彼女は語った。
このデモは、MicrosoftがOfficeソフトウェアを他の企業や開発者向けのプラットフォームとしてさらに位置づけようとする取り組みの一環です。Microsoftは、2015年末時点で2,060万人以上の消費者が加入しているOffice 365サブスクリプションサービスや、AndroidとiOS向けのOfficeアプリの無料提供を通じて、Officeの普及を拡大してきました。
スターバックスは先週、スターバックスの顧客向けに新しいWindowsアプリを開発中であると発表しました。これは、マイクロソフトのモバイルOSにとって重要な一歩となります。このコーヒー大手はこれまで、主にAndroidとiOSに注力してきました。マイクロソフトのWindows部門プレジデントを務めていたケビン・ジョンソン氏が、昨年スターバックスの社長兼最高執行責任者(COO)に就任しました。
マイクロソフトのアプリケーションおよびサービスグループのエグゼクティブバイスプレジデントであるQi Lu氏は、同社は「Office製品をサービスとマイクロサービスに変革する大規模な取り組み」の真っ最中であると語った。