
AIエージェントを使って研究タスクを自動化するシアトルのスタートアップ、ブリッジタウンが1900万ドルを調達
テイラー・ソパー著

シアトルに拠点を置き、AIを活用して投資会社や企業チームの調査活動の強化を支援するスタートアップ企業、Bridgetown Researchは、LightspeedとAccelが主導するシリーズAラウンドで1,900万ドルを調達した。
2023 年に設立された Bridgetown は、潜在的な投資や買収の評価など、さまざまな研究ユースケースのためにインターネットをクロールしてデータセットを分析する AI エージェントを構築しています。
同社はまた、顧客アンケートや業界専門家への音声インタビューを実施できるエージェントから独自のデータを収集しています。独自のデータ収集能力は、OpenAIなどの同様のAIを活用した調査ツールに対して、ブリッジタウンに優位性をもたらす可能性があります。
Bridgetownは、製品発売から4ヶ月で数百万ドルの収益を達成しました。同社は年間プラットフォーム利用料と使用量に応じた変動料金で収益を上げています。また、レポートごとの支払いモデルでオンデマンドレポートも提供しています。
ブリッジタウンの共同創業者兼CEOであるハーシュ・サハイ氏は、以前はマッキンゼーで戦略コンサルティングに従事し、アマゾンでは応用機械学習に携わっていました。
シリーズAラウンドには、名前を伏せた一流研究大学も参加しました。セコイア・キャピタルも出資しています。
「企業は、質の高い戦略的意思決定と、それを支える調査と分析によって成り立っています」と、ライトスピードの投資家であるイシャーン・プリート・シン氏は声明で述べた。「ブリッジタウン・リサーチは、最も優秀な経営幹部や投資家が、これまで不可能だった桁違いの情報量とスピードで、こうした意思決定を行うことを可能にしています。」