Watch

Glympse は Microsoft と提携し、現場でのサービス技術者の追跡を支援

Glympse は Microsoft と提携し、現場でのサービス技術者の追跡を支援

モニカ・ニッケルズバーグ

Glympse CEO ブライアン・トラッセル氏。(GeekWire ファイル写真)

シアトルを拠点とする位置情報テクノロジー企業 Glympse は、Microsoft Dynamics 365 Field Service のユーザーが家庭訪問を追跡できるようにするための新しいパートナーシップを発表しています。

本日より、Microsoft フィールドサービス アプリをご利用の企業は、Glympse の En Route テクノロジーを統合し、ライブマップ上で技術者の現在位置と予定到着予定時刻を顧客にリアルタイムで提供できるようになります。オフィスにいる運用管理者も、このツールを使用して現場作業員を追跡できます。

Microsoft Dynamics 365 for Field Service は、企業がサービス予約をスケジュールおよび管理するのに役立つアプリです。

シアトルに拠点を置く両社の協業は今回で2回目です。昨年、GlympseはマイクロソフトのバーチャルアシスタントCortanaに位置情報追跡機能を搭載しました。

タイム・ワーナー・ケーブル社をはじめ、フィールドサービスのアポイントメントを頻繁に調整する企業は、すでにGlympseの技術者追跡技術を活用しています。フォードなどの自動車メーカーからサムスンなどのデバイスメーカーまで、他のパートナー企業もGlympseの位置情報共有サービスを利用しています。

MicrosoftとGlympseの関係は、2008年のスタートアップ設立にまで遡る。共同設立者のブライアン・トラッセル、スティーブ・ミラー、ジェレミー・マーサーは、Glympseを設立する前はMicrosoftに勤務していた。

昨年末、Glympseは約1,100万ドルを調達しました。GlympseのCEOであるトラッセル氏は、この資金調達について「2016年に当社の位置情報共有プラットフォームが消費者と企業の両方で大きな成功を収めたことの直接的な成果」と表現しました。トラッセル氏は当時、「リアルタイムの位置情報を共有することで、企業が顧客との関係を『Uber化』できるようにするという当社の取り組みは、大成功を収めました」と付け加えました。