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この名前変更は本当に BlackBerry を救うことができるのでしょうか?

この名前変更は本当に BlackBerry を救うことができるのでしょうか?

ジョン・クック

ブラックベリーz10ブラックベリーは衰退の一途を辿っており、かつては象徴的なスマートフォンメーカーだった同社の市場シェアは5%以下にまで落ち込んでいる。

では、社名変更によって、残ったものを救うことはできるのでしょうか?試してみる価値はあると思います。

予想通り、BlackBerryのメーカーであるResearch in Motionは今週、社名をBlackBerryに変更しました。(同社は既にナスダックでティッカーシンボルBBRYで取引されていました。)

「リサーチ・イン・モーションからBlackBerryへの社名変更は、当社の歴史における重要な節目となります」と、社長兼CEOのトーステン・ハインズは述べています。「BlackBerryは1999年に最初の製品を発表した際、世界を変えました。今日、私たちはモバイルコンピューティングの新たな道を切り開き、統合されたブランド組織の下で新たな製品とサービスを生み出しています。新しい社名は、常に繋がる世界において、人々の移動と生産性を支えるという、私たちの象徴的なブランドの評判を体現するものです。」

さらに興味深いのは、同社の年次総会でハインズ氏が行った発言で、ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、同氏は携帯電話の新シリーズの発売に失敗したことを認めたという。

ハインス・トルステン1
トルステン・ハインズ

ハインズ氏は会議中に「米国では非常に難しい状況だ」と述べた。さらに、ブラックベリーは投資家の支持獲得に「厳しい戦い」に直面していると付け加えた。

Z10スマートフォンの発売を大失敗だったと評した株主に応えて、ハインズ氏は次のように付け加えた。

「発売当初は完璧だったか?おそらくそうではない。大失敗だったか?そうは思わない」と彼は語った。とはいえ、社名変更以外にも変化は起きている。同社は最近、Z10の販売不振を受けて、米国販売責任者のリチャード・ピアゼンティン氏を解雇した。

どう思いますか?BlackBerryはiPhoneやAndroidに対抗できる可能性はあるでしょうか?

BlackBerry端末を持っている人に会うたびに、彼らは自分がまだその技術に縛られていることを認めるのが恥ずかしいような顔をしています。ポケットから携帯電話を取り出すのが恥ずかしいというのは、決して良いことではありません。