
スターバックスのCEOハワード・シュルツがグルーポンの取締役を退任
スターバックスのCEOハワード・シュルツがグルーポンの取締役を退任

ハワード・シュルツ(Flickr写真、リチャード・エリクソン経由)
ジョン・クック著

スターバックスのハワード・シュルツCEOは、急成長中のシカゴを拠点とする日替わりセールサイト、グルーポンに加わってわずか16カ月で同社の取締役を辞任した。
本日SECに提出された書類によると、シュルツ氏は4月24日付けで取締役を辞任した。このニュースはAll Things Dのカラ・スウィッシャー氏が最初に報じたもので、アクセル・パートナーズのケビン・エフルーシー氏も再選に立候補する予定はないと報じている。
興味深いことに、今月初めにスターバックスが Create Jobs for USA Fund を支援するために Google Offers と提携したとき、何かおかしいのではないかと私は思った。
シュルツ氏がグルーポンの取締役に就任した当時、同氏が経営するシアトルのベンチャーキャピタル会社マベロンも同社に株式を取得した。当時、このコーヒー業界の巨人グルーポンの関連会社は、IPOに先立って付与された無議決権普通株式949,668株を受け取った。
シュルツ氏の辞任は、グルーポンでいくつかの注目を集めた財務問題を受けてのものであり、スウィッシャー氏の報告書によると、独立監査人が同社の財務管理に「重大な弱点」があると指摘するに至った問題でもある。
シュルツ氏とエフルーシー氏の後任には、アメリカン・エキスプレス社のダニエル・ヘンリー氏とデロイトの副会長ロバート・バス氏が就任する。ブルームバーグは、これらの人事は「会計に対する投資家の信頼を強化する」ためのものだと報じている。