
セレバスト・セラピューティクス、血栓除去ヘッドフレームデバイス開発のため650万ドルを調達
セレバスト・セラピューティクス、血栓除去ヘッドフレームデバイス開発のため650万ドルを調達
ジョン・クック著
脳内の血栓を分解する独自の超音波ヘッドフレームデバイスを開発しているセレバスト・セラピューティクス社は、1500万ドルのベンチャーキャピタルラウンドのうち650万ドルを調達した。レドモンドに本社を置く同社は、虚血性脳卒中の患者を対象としたこのデバイスをまだ発売していない。
しかし、超音波エネルギーを用いて脳内の血栓を破壊するこの技術は、現在欧州で審査中である。この技術はこれまでに米国で75件の特許を取得している。
同社は2009年に設立され、ヘイズルトン・ラボラトリーズ、グラクソ・スミスクライン、アイコス・コーポレーションの元従業員、ブラッドフォード・ゼイクス氏が率いている。
最新情報:ゼイクス氏によると、同社は以前に約300万ドルを調達しており、今回の資金調達には7社の投資家が参加しているという。リード投資家は世界的な医療機器メーカーとされているが、現時点では社名を公表したくないとのことだ。
同社は10人未満の従業員を雇用しており、ザケス氏は臨床業務、エンジニアリング、製造の分野で新規採用を計画していると述べた。同社のデバイスはFDAによる第3相臨床試験を終了している。