
ヤフーとフェイスブック、訴訟を和解、提携拡大
ヤフーとフェイスブック、訴訟を和解、提携拡大

シェリル・サンドバーグ
トッド・ビショップ著

ヤフーは本日、スコット・トンプソン氏の統治時代の残滓をまた一つ追い払い、同氏が最高経営責任者としての短い在任期間中にフェイスブックに対して起こした特許訴訟を解決した。
両社は、新たな広告提携とコンテンツ共有関係の拡大とともに和解を確認した。
AllThingsD.comのカラ・スウィッシャー氏が本日、このニュースと背景を報じ、暫定CEOのロス・レビンソン氏も訴訟で不意を突かれたヤフー幹部の一人だと説明した。レビンソン氏は、トンプソン氏が履歴書の虚偽記載をめぐる論争の中で辞任した後、Facebookの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグ氏に連絡を取り、迅速に解決に向けた措置を講じた。
この状況は、フェイスブックの一部を所有し、両社と緊密に提携しているマイクロソフトにとって、事態を厄介なものにすることは確実だった。
「この問題を前向きに解決できたことを嬉しく思います。ロス氏とYahoo!の経営陣と緊密に連携していくことを楽しみにしています」と、サンバーグ氏はニュースリリースで述べています。「Yahoo!の新しい経営陣は、イノベーションとユーザーへの優れた製品提供という新たな目標に取り組んでいます。共に、ユーザーに魅力的なソーシャル体験を提供しながら、マーケターにとっての価値創造を実現していきます。」
レビンソン氏は現在、ヤフーの常任CEO職の最有力候補となっているようだ。