
ハーク社、ワーナー・ブラザース社から映画音声クリップにアクセスする契約を締結
ジョン・クック著

HarkのCEO、デイビッド・アロンチック氏は最近、同社(いわば音声クリップのYouTube)の月間訪問者数が5000万人を突破したことを明らかにした。これは大きな節目だが、アロンチック氏の勢いは止まらない。
シアトルの起業家は本日、同社がワーナー・ブラザース・デジタル・ディストリビューションと新たな提携を結び、ハークが『 300 〈スリーハンドレッド〉』 、 『マトリックス』、 『カサブランカ』など100タイトル以上の映画の音声クリップにアクセスできるようになると発表した。
「ワーナー・ブラザースとの契約により、ハークは人々がお気に入りのコンテンツに関わり、共有する方法を変革するのに貢献できるようになります」とアロンチック氏は述べ、今年後半には追加のコンテンツ関連の提携を発表する予定だ。
新たな契約の一環として、ハークはアロンチック氏が「派生コンテンツ」と呼ぶコンテンツへのアクセスを得ることになる。アロンチック氏は先日GeekWireのポッドキャストに出演し、ハリウッドの映画スタジオの収益のわずか25%が劇場公開によるものだと指摘し、次のように付け加えた。
「収益の4分の3は劇場公開後に発生します。DVDやブルーレイ、ストリーミング配信など、様々な形態があります。有料放送や無料放送、さらにはテレビやポスターなどの販売なども考えられます。本当に様々なことが考えられます。スタジオは収益を上げるための新たな方法を模索しており、そのためには、これまで積み重ねてきた膨大な量の映画を劇場公開という大変な努力に加え、他の方法でより多くの収益を上げてもらう必要があるのです。」
以下は、今年初めの GeekWire ポッドキャストおよびラジオ番組のインタビュー全文です。
GeekWireラジオ、ハークのデイヴィッド・アロンチックをフィーチャー