
ハイテク筋肉制御アームバンドメーカーのThalmic Labsが、Amazonなどの著名な投資家から1億2000万ドルを調達
モニカ・ニッケルズバーグ著

カナダのオンタリオ州に拠点を置く、設立6年のウェアラブルテクノロジー企業Thalmic Labsは、本日、シリーズB資金調達で1億2000万ドルを調達したことを発表した。
このラウンドはAmazon Alexa Fund、Intel Capital、Fidelity Investments Canadaが主導しました。その他、Spark Capital、First Round Capital、iNoviaも参加しています。
Thalmic Labsは、高度なセンサー技術を搭載したウェアラブルデバイス「Myo」のジェスチャーコントロールアームバンドを開発・製造しています。Myoは、医療、教育、エンターテインメントなど、様々な用途に活用されています。同社はオンタリオ州ウォータールーにある本社で100名以上の従業員を擁しています。
同社のハイテクアームバンドは、スペインの外科医が手術中に医療用スライドを操作するために使用されており、アリゾナ州立大学の研究者はアメリカ手話を翻訳するためにMyoアームバンドを使用している。
同社によれば、筋肉の電気的活動を読み取り、ジェスチャーや動きでハンズフリーでテクノロジーをコントロールするアームバンドであるMyoの動作を詳しく見てみよう。
Thalmic Labsは、今回の資金注入を、より多くの製品を市場に投入し、チームを拡大するために使う計画だと、共同創業者のStephen Lake氏はMediumへの投稿で述べた。
レイクは新製品がどのようなものかについては曖昧に語ったが、シリーズ B ラウンドの投資家がヒントを与えてくれるかもしれない。
アマゾンの1億ドルのAlexaファンドの参加は、Thalmic Labsが音声技術を搭載した製品を開発しているか、その機能をMyoアームバンドに追加していることを示唆している。
「今回の資金調達は私たちにとって大きな節目となりますが、これからの長い道のりのほんの一歩に過ぎません」とレイク氏は、アマゾンCEOジェフ・ベゾス氏の言葉を借りて述べた。「今日はまだ初日です。」