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ハッカー集団が任天堂を攻撃、消費者データは盗まれず

ハッカー集団が任天堂を攻撃、消費者データは盗まれず

ジョン・クック

任天堂アメリカは本日、数週間前にハッカー集団「Lulzsec」による米国内のサーバーへの侵入があったものの、顧客情報の漏洩はなかったことを確認した。これは、ソニーが大規模なセキュリティ侵害を受け、PlayStation NetworkとQriocityのサービスが3週間にわたり停止したことを受けての発表である。

任天堂への攻撃はソニーへの攻撃ほど深刻ではないようだが、オンラインセキュリティ問題への注目度は高まっている。

ロイター通信に提供された声明の中で、レドモンドに本社を置く任天堂アメリカ社は「顧客情報の保護は当社の最優先事項です」と述べた。

ガーディアン紙は、任天堂の事件はPBSやロッキード・マーティンへの攻撃を含む「世界的に注目を集めるハッキング攻撃の波の最新のものだ」と報じている。

Lulzsecは最近、ソニー・ピクチャーズへのハッキングも認めたが、任天堂へのハッキングに関しては、問題を起こす意図はなかったと主張している。彼らはツイートで次のように述べている。

「任天堂さん、設定ファイルを入手したばかりで、悪意はなかったと明確に伝えました。任天堂はすでに修正済みですからね。<3 任天堂さん!」

攻撃を認めたことは、今週ロサンゼルスで開催されるE3カンファレンスで新たなオンラインサービスを発表する予定の任天堂にとって悪いタイミングでの発表となった。