
Appleイベントのスポーツテクノロジー:バスケットボールのトレーニングに拡張現実を活用する新しいiPhoneアプリ
テイラー・ソパー著

あるスタートアップ企業は、スマートフォンだけを使って、バスケットボール選手のジャンプショットの向上を支援したいと考えている。
水曜日のプレスイベントで行われた一連の発表の中で、Appleは拡張現実(AR)を使ってバスケットボールのシュートを追跡する新しいiPhoneアプリ「HomeCourt」を披露した。iPhoneに搭載されたAR技術(新型A12 Bionicチップを含む)と、HomeCourtの開発元であるNex Teamが開発した人工知能(AI)技術により、バスケットボールとゴールの位置を検出し、運動学、軌道、リリース時間、シュート回数を計測できる。
Appleは、元NBAスターポイントガードのスティーブ・ナッシュ氏とNex Team創設者のデビッド・リー氏をステージに招き、アプリの発表を行いました。ナッシュ氏はHomeCourtの投資家であり、ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバン氏、アトランタ・ホークスのポイントガード、ジェレミー・リン氏、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのGM、サム・ヒンキー氏なども投資家です。リー氏は以前、Appleが2008年に買収したEditGridの創設者です。
デューク大学、スタンフォード大学、フロリダ大学など、いくつかの大学バスケットボールプログラムがこのアプリを使用しています。
昨年の夏、リトルロックは@HomeCourtaiのおかげで、シュートトラッキングに拡張現実(AR)を導入した世界初のバスケットボールチームとなりました。今日、#AppleEvent をオンにして、スティーブ・ジョブズ・シアターの中央ステージでAppleがこの技術を世界中に披露する様子を見ました。pic.twitter.com/G51ZK0uEf5
— ローガン・ダームズ (@LoganDahms14) 2018年9月12日
Appleは拡張現実(AR)技術に多額の投資を行っています。昨年、同社はMLB At Batアプリで同様のスポーツ関連のAR機能を披露しました。このアプリでは、野球観戦中のファンがiPhoneを試合のライブアクションに向けると、実際の選手の頭上の画面に選手の統計情報が表示されるというものでした。