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ガートナーによると、クラウドコンピューティングは今後も大きく成長し、2018年には1,860億ドルに達すると予想されている。

ガートナーによると、クラウドコンピューティングは今後も大きく成長し、2018年には1,860億ドルに達すると予想されている。

トム・クレイジット

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(GeekWire 写真/カート・シュロッサー)

ガートナー社が木曜日に発表した新たな分析によれば、クラウドコンピューティングがエンタープライズテクノロジーの次の大流行であるとほとんどの人が納得する必要はもうなく、関係するすべての企業にはまだ十分な成長の余地があるという。

ガートナーは、2018年にはクラウドコンピューティング(本稿ではaaS、インフラストラクチャ、プラットフォーム、ソフトウェアすべてを含む)の市場規模が1,864億ドルに達すると予測しています。これは2017年の1,535億ドルから21%の増加であり、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのクラウドインフラストラクチャサービスが牽引役となり、2018年には35%増の408億ドルに達すると見込まれています。

(ガートナーテーブル)

SaaSは依然としてクラウド全体の中で最大のカテゴリーであり、オンプレミスサーバーにインストールされたエンタープライズソフトウェアの世代がクラウドベースのサービスに移行していることを考えると、これは当然のことです。SaaS市場は2018年に736億ドル(前年比22.2%増)に達すると予想されており、この分野にもまだ大きな成長の余地があります。ガートナーは、2021年までにアプリケーションソフトウェア支出全体の45%がSaaSベースになると予測しています。

昨年のGeekWire Cloud Tech Summitで、モルガン・スタンレーのブライアン・ノワック氏は、クラウドコンピューティングが「転換点」にあると指摘しました。クラウドベンダーがアーリーアダプターの枠を超え、情報技術サービス市場のメインストリームへと深く進出し始めることで、成長が加速すると予測したのです。ノワック氏は、2020年までにクラウドサービスが市場の50%を占めるようになると予測し、その時点で成長は鈍化し始める可能性が高いと予測しました。

しかし、2018年に減速があるようには見えず、今後数週間で企業収益結果が少しずつ発表され始めると、クラウド サービス プロバイダーにとって今年第 1 四半期がどのようなものであったかがよりよく分かるようになるでしょう。

以下は、昨年の Cloud Tech Summit での Brian のプレゼンテーションのビデオです。