
Instagram APIの取り締まりにより、人気のWindows Phoneアプリ「Instance」がブロックされる
トッド・ビショップ著
Facebook の Instagram サービスによる技術的変更により、Windows Phone にとって打撃となり、ユーザーは Microsoft 搭載スマートフォン向けの人気の (ただし非公式の) サードパーティ製 Instance アプリ経由で写真をアップロードできなくなりました。
Instagramのシステム変更はセキュリティ強化を目的としていました。Instanceだけでなく、様々なアプリに影響を及ぼしますが、公式InstagramアプリがないためInstanceを利用していた多くのWindows Phoneユーザーにとっては特に受け入れがたいものでしょう。
Instagramの広報担当者はGeekWireへのメールで、「Instagramは最近、将来の攻撃を防ぎ、セキュリティを強化するために、スパム対策システムを更新しました。その一環として、APIの規約に違反してInstagramにアクセスするアプリケーションも影響を受ける可能性があります」と確認しました。
今朝、私が実際に使用してみたところ、Windows Phone で Instance から Instagram にアップロードした写真は、少なくとも私が見る限りでは、実際には Instagram に表示されませんでした。
Windows Phone向けの新しいHipstamatic Ogglアプリ(Instagram APIを公式承認を得て使用している)からInstagramに共有された写真は、Instagramに表示されました。ただし、HipstamaticアプリはInstagramとの連携が部分的にしか行われておらず、Instagramの写真を閲覧することはできません。インスタンスはフル機能のInstagramアプリでした。
インスタンス開発者のダニエル・ゲイリー氏はTwitterで、問題の解決に全力を尽くしており、Instagramとの合意を目指していると述べています。また、これは非公式アプリであることのリスクの一つであるとも認めています。
Instagramに腹を立てる必要はありません。Instagramは彼らのサービスであり、鍵を握る権利は彼らにあります。私はただ鍵を開けようとしているだけです :)
— ダニエル・ゲイリー(@danielgary)2013年7月30日
FacebookのIPO以前から投資していたMicrosoftは、Windows Phone向けの公式Instagramアプリのリリースを強く求められてきましたが、これまで実現には至っていません。先週行われた社内タウンホールミーティングで、MicrosoftのCEOであるスティーブ・バルマー氏は、公式Instagramアプリのリリースの必要性を認めたと報じられています。