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カール・アイカーン、ウーバーのライバルであるリフトに1億5000万ドルの投資ラウンドの一環として1億ドルを投資

カール・アイカーン、ウーバーのライバルであるリフトに1億5000万ドルの投資ラウンドの一環として1億ドルを投資

テイラー・ソパー

カール・アイカーン。
カール・アイカーン。

著名な物言う株主で億万長者の投資家であるカール・アイカーン氏は本日、サンフランシスコを拠点とするオンデマンド配車サービス企業Lyftへの1億ドルの投資を発表した。これは同社のシリーズEラウンドにおける新たな1億5000万ドルの投資延長の一環である。

アップルやイーベイなどの企業に数十億ドル相当の株式を保有するアイカーン・エンタープライズLPのアイカーン氏は、「ライドシェアリングは、我が国の交通インフラの基本的な要素になるだろう」と考えていると述べた。

アイカーン氏は声明で、「当社のこれまでの収益成長は非常に目覚ましく、今後5~10年にわたる都市化の進展により、この軌道を維持できるはずです」と述べた。「さらに、私はLyftの創業者と経営陣に非常に感銘を受けており、彼らはこの機会を最大限に活用し、Lyftを非常に成功する企業にするための適任者であると確信しています。」

写真はLyftより。
写真はLyftより。

3月に5億3000万ドルを調達し、当時評価額25億ドルだったLyftは、3年間の歴史の中で現在10億ドルを調達している。

「カール・アイカーンの投資家としての実績は比類のないものです」と、Lyftの共同創業者であるジョン・ジマー氏は声明で述べた。「彼の最近のテクノロジー分野への投資における成功は、Apple、Netflix、eBay/PayPalといった、顧客に驚異的な長期的価値を提供する企業に焦点を当ててきたことに起因しています。」

ジマー氏は、新たに調達した資金は、米国65都市で事業を展開するLyftの事業拡大に充てられると述べた。同社はまだ海外展開を行っていない。

純資産224億ドルのアイカーン氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、リフトへの1億ドルの投資は「非常にお買い得」だと語った。アイカーン氏の投資の結果、アイカーン氏のマネージングディレクターである ジョナサン・クリストドロ氏 がリフトの取締役会に加わることになる。

一方、Uberは世界300以上の都市で事業を展開し、60億ドル近くの資金を調達している。同社はさらに20億ドルの資金調達を計画しており、そうなれば企業価値は500億ドルに達すると報じられている。