
Oculusの舞台裏:バーチャルリアリティ企業のシアトル新拠点を初公開
トッド・ビショップ著

Facebookは今年、シアトルのレイク・ユニオン近くに新しいエンジニアリングオフィスを開設し、大きな話題を呼んだが、同社のバーチャルリアリティ部門であるOculusは、シアトルのスタジアム地区にあるオフィススペースについては、これまであまり公に語ってこなかった。昨年、大規模な賃貸契約を締結したOculusは、約6ヶ月前にセーフコ・フィールド近くのオフィスに移転した。しかし、シアトルで開催された大規模なビデオゲームコンベンション「PAX」に合わせて行われたOculusのイベントで、金曜日の夜まで、オフィスの中を覗く機会はなかった。
当然のことながら、Oculus Rift で Damaged Core、Rock Band VR、Dead & Buried をプレイする合間に、Stadium Innovation Center のスペースを見て回りました。
もちろん、テクノロジー企業は、自社の文化を反映し、ますます競争が激化するテクノロジー人材獲得市場で切望される人材を引き付けるために、オフィスに細心の注意を払っています。Oculusのオフィススペースには、むき出しのダクトや未仕上げのコンクリート床など、Facebookのオフィスと共通する特徴がいくつか見られます(ただし、これらはテクノロジースペース全般の特徴となりつつあります)。ガレージのドアを開けると、工業地帯を見下ろすデッキがあり、晩夏の夜には開放的な雰囲気が漂います。
共用エリアに近い会議室やその他のプライベートスペースには、「アメリカーノ」や「マキアート」ルームなど、さまざまなコーヒードリンクにちなんで名前が付けられています。
同社は機密情報を守ることに細心の注意を払っているため、これらの写真は共用エリアのみのものです。イベント中、作業エリアとゲームデモエリアは写真撮影禁止でした。ワークステーションには黒い布が掛けられていました。廊下のモニターにはフロアプランが表示され、スペースの奥の隅が「禁断のゾーン」と表示されていました。
昨夜、ファンがロックバンド VR を試すために待っていた廊下の先には、鏡張りの天井がある。
食事を提供するキッチンエリア、くつろいだり会議をしたりするためのスペース、構造梁にしっかりと固定された重力に逆らう長いカウンターがあります。
GeekWireは本日、PAX Westに戻ってきました。初日のVR概要はこちらでご覧ください。カンファレンスで体験できるOculus Riftゲームやその他のVR体験のインプレッションなど、今後の記事もお楽しみに。