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アマゾンのAlexaファンドが、ニューラルインターフェース技術を開発するCTRL-labsへの2800万ドルの資金調達ラウンドに参加

アマゾンのAlexaファンドが、ニューラルインターフェース技術を開発するCTRL-labsへの2800万ドルの資金調達ラウンドに参加

カート・シュロッサー

CTRL-labs は、手首に装着するデバイスを介して人間の脳を機械に接続します。(CTRL-labs の写真)

人間の脳と機械のつながり方を再考しているニューヨークのスタートアップ企業CTRL-labsが、AmazonのAlexa Fundの協力を得て、新たな大型資金調達ラウンドを完了し、2,800万ドルを調達した。

金曜日のプレスリリースによると、今回の資金調達ラウンドはGVがリードし、Amazonのほか 、Lux Capital、Spark Capital、Matrix Partners、Breyer Capital、Fuel Capitalが参加した。昨年5月の前回の資金調達ラウンドでも2,800万ドルが調達されており、このラウンドには故ポール・アレンのVulcan Capitalも参加していた。

同社は、マイクロソフトのウェブブラウザ「Internet Explorer」の開発に携わったトーマス・リアドン氏と、理論神経科学者のパトリック・カイフォシュ氏によって共同設立されました。CTRL-labsはこれまでに6,700万ドルを調達しており、今回の資金調達では、特に 、現在一部のパートナー向けにプレビュー版を提供している開発キット「CTRL-kit」の構築と配布を支援します

CTRL-labsは、脳からの信号を拾い、指を動かさずにデジタル機器を操作できるリストバンドを開発し、 非侵襲性神経インターフェース技術の一般消費者への普及に道を開くことを長期的なビジョンとしています。同社によると、この新しいタイプのユニバーサルコントローラーは、「人間が機械を思考と動作の自然な延長として活用できるようにする」ことを目的としています。

「私たちが話を聞いている開発者やクリエイターたちと同様に、私たちも前世紀に蔓延したテクノロジーに根本的な不満を感じています」と リアドン氏は声明で述べた。「CTRL-kitの目的は、業界で最も野心的な人々に、人間と機械の関係を再構築するために必要なツールを提供することです。」

CTRL-labs テクノロジーの実際の動作を示す以下のビデオをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=V7B3Z28LHB8

https://www.youtube.com/watch?v=FkCv8v7wZTU

https://www.youtube.com/watch?v=4NMhx5WlpEs

以下は、12 月に開催されたスタートアップ イベント Slush 2018 で Reardon が CTRL-kit を紹介する様子です。

https://www.youtube.com/watch?v=D8pB8sNBGlE