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NASAが未来へ戻り、かつて禁止されていた「ワーム」ロゴを復活させた

NASAが未来へ戻り、かつて禁止されていた「ワーム」ロゴを復活させた

アラン・ボイル

ロケットのNASAロゴ
来月にもクルードラゴン宇宙船を打ち上げる予定のSpaceX社製ファルコン9ロケットには、NASAの「ワーム」ロゴが表示されている。(SpaceX社製写真)

NASAは、「ワーム」として知られるNASAの頭文字を曲線的に表したシンボルを、宇宙史のゴミ箱に捨てられてから28年を経て、目立つ場所に戻している。

  • NASAのジム・ブライデンスタイン長官は本日、ツイートで「ワームが戻ってきた」と宣言し、来月にもNASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げる予定のSpaceX社のファルコン9ロケットにワームが描かれていることを明らかにした。この実証ミッションは、2011年にスペースシャトルが退役して以来、初めて米国宇宙飛行士が米国領土から軌道上に打ち上げられることになる。
  • ワームは1975年、NASAのオリジナルの「ミートボール」ロゴの代替として誕生しました。このロゴは青い球体の中にNASAの頭文字が描かれ、その周りを宇宙船が飛び回っていました。しかし、誰もがこのロゴを気に入ったわけではありませんでした。1992年にはワームは人気を失い、Tシャツやお土産を除いて使用が中止されました。そして今、ワームは方向転換しました。
  • NASAは、このワームがどのように、どこで使われるのかをまだ精査中であり、ミートボールは今後もNASAの主要なシンボルとしての地位を維持すると述べた。今日のこの変化は宇宙ファンを驚かせ、中にはエイプリルフールのジョークではないかと疑う人もいた。このワームに関する詳細は、NASA Watchのキース・カウイング氏の投稿をご覧ください。