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マイクロソフトブランドのタブレット?同社が検討中との報道

マイクロソフトブランドのタブレット?同社が検討中との報道

トッド・ビショップ

台湾のDigiTimesが今朝、「上流サプライチェーンの匿名筋」からの情報を引用して報じたところによると、マイクロソフトはiPadとの競争力を高めるため、独自ブランドのタブレットコンピュータの発売を検討しているという。

もしこれが事実なら、長年、自社のPCハードウェアではなく、さまざまなPCメーカー向けに基盤となるオペレーティングシステムやその他のソフトウェアを提供してきた同社にとって、伝統からの大きな脱却となるだろう。

先週、タブレット対応の新しいWindowsバージョンの計画を発表した同社は、報道によると、他のPCメーカーとの提携も継続するとのこと。しかし、自社ブランドのデバイスを提供する戦略は、これらのパートナー企業と競合することになり、厄介な状況を生み出すことになるだろう。

今朝、マイクロソフトからコメントはなかった。同社のコーポレートコミュニケーション担当副社長、フランク・ショー氏は1時間前に「湯気の立つ憶測の一杯で一日を始めるのが一番だ」とツイートしていた。

同社がコンシューマー市場で自社ブランドのデバイスを展開した前例は、XboxやZune音楽プレーヤーなどがある。しかし、Windows事業は同社を牽引する主力事業の一つであり、Microsoftがこのような道を進むとすれば驚きだ。

(シアトルタイムズとアリーインサイダー経由)