
箱がぶつかり合うとき:DropboxがXboxクラウドストレージ用のユニバーサルWindowsアプリをリリース
ナット・レヴィ著

Dropbox は今朝、ユーザーがゲーム コンソール上でクラウドに保存されているファイルを表示および管理できる、Xbox 向けの新しいユニバーサル Windows アプリを発表しました。
Dropboxは、クラウドストレージ企業として初めてXbox向けのユニバーサルWindowsアプリをリリースしたと発表しました。これにより、ユーザーは写真や動画などの重要なファイルを自宅の一番大きなスクリーンで閲覧できるようになります。また、このアプリでは、Xboxコントローラーを使ってDropboxにドキュメントをアップロードしたり、コメントを追加したりすることも可能です。
Xboxは成長を続け、ゲーム機からメディアセンターへと進化しました。しかし、デバイスに保存された写真や動画は、本来ゲームやアップデートに使える貴重なハードドライブの容量を占有してしまいます。Dropboxによると、このアプリの最大の利点は、映画やテレビ番組などの大容量ファイルをXboxのハードドライブに保存せずに、アクセスを維持できることです。
この新しい統合により、Xbox とのファイルの同期に加えて、システムの Kinect センサーからのスクリーンショットを Dropbox に自動的にアップロードできるようになります。
この新しいアプリは、多様なデバイス間での情報共有を容易にするというDropboxの目標に合致しています。Dropboxによると、これまではパソコン、スマートフォン、タブレットをターゲットとしており、ゲーム機への対応は理にかなった次のステップです。
Microsoftは着実にXboxをWindowsエコシステムの重要な一部に位置付けてきました。Microsoftは今年初め、XboxまたはWindows 10デバイスにダウンロードしてプレイできるデジタルタイトルであるPlay Anywhereゲームの最初のバージョンをリリースしました。そして現在、「Gears of War 4」などの人気タイトルの一部がPlay Anywhereの対象となっています。さらに、一部のWindows 10 PCには、Xbox Oneワイヤレスレシーバーが内蔵されています。