
プライベートエクイティ会社がベルビューのNintexの過半数株式を取得、CEOのジョン・バートンが退任
トム・クレイジット著

職場自動化ソフトウェアベンダーのNintexは、新たな過半数投資家と新たなCEOを迎えると金曜日に発表した。
トーマ・ブラボーは、オーストラリアで設立され、2013年に太平洋岸北西部に移転した同社の以前の投資家であるTAアソシエイツとアップデータ・パートナーズから、ベルビューを拠点とする同社の過半数株式を購入することに合意した。両社は、引き続き同社の株式を保持する。取引条件は明らかにされていない。
2013年にTA AssociatesとUpdataは同社を2億2,200万ドルと評価したと報じられており、Nintexの代表者は新たな評価額についてはコメントしなかったものの、Nintexによると、投資家らは「高い投資収益率を実現した」という。
この取引に伴い、CEOのジョン・バートン氏は退任し、後任にはCFOのエリック・ジョンソン氏が就任します。ジョンソン氏は2014年1月からNintexに在籍しており、前職ではJive SoftwareのIPOを牽引しました。

Nintex は、企業が古いオフラインのビジネス ワークフロー (新しい注文を受け取ったときに開始されるプロセスなど) を、アプリケーション開発者を呼び出さなくても設定および調整できるデジタル ワークフローに組み込めるツールを作成しています。これらのツールを使用すると、企業は Office 365 や Salesforce などの既成のビジネス生産性ソフトウェアを独自のニーズに合わせてカスタマイズできるだけでなく、それらのビジネス プロセスが実際にどれだけ効率的であるかに関する分析情報も取得できます。
同社の代表者によると、前回のGeekWire 200で10位にランクインしたNintexは、現在400人以上の従業員と1億ドルの売上高を擁している。また、「創業以来、継続的に黒字を計上」しており、シアトル・シーホークスのレジェンド、スティーブ・ラージェント氏が取締役会のメンバーに名を連ねている。