
アマゾンのAlexa、スマートホームへの野望拡大に伴いNestサーモスタットのサポートを追加
アマゾンのAlexa、スマートホームへの野望拡大に伴いNestサーモスタットのサポートを追加

画像提供:Nest
ジェームズ・リズリー著

AmazonのAlexaは、未来のスマートホームの頭脳としての地位を確固たるものにするための新たな一歩を踏み出しました。Alphabet傘下のNestは本日、Amazon Echoなどのデバイスに組み込まれているAIアシスタントが、まもなくNestのサーモスタットを制御できるようになると発表しました。
AlexaのIFTTT連携により、ユーザーは11月からAlexaとNestを簡単に接続することができました。しかし、今回の直接接続により、特定のフレーズに頼ることなく、より簡単に温度を操作できるようになりました。
Amazonの学習プラットフォームを基盤としているため、ユーザーは「アレクサ、サーモスタットに暑すぎると伝えて」や「アレクサ、サーモスタットにもう出かけると伝えて」など、Alexaに自然に話しかけることができます。これらの音声コマンドにより、Nestは学習し、即座に温度を調整します。
この連携は逆方向にも機能し、ユーザーはAlexaに、Nestから報告される室内の温度と湿度について尋ねることができます。これらの新機能により、ユーザーはスマートフォンをポケットに入れたままスマートホーム機器を操作できます。また、新しいEcho Dotを使えば、家中のどの部屋からでもAlexaを呼び出すことができます。
新しいサーモスタット制御機能は、Echo ユーザー向けに今月後半にリリースされる予定です。