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商業不動産の新興企業ハイタワーが212万ドルを調達しニューヨークに移転

商業不動産の新興企業ハイタワーが212万ドルを調達しニューヨークに移転

ジョン・クック

ハイタワー11商業不動産業界の近代化を目指すスタートアップ企業Hightowerは、212万ドルのシードラウンド資金を調達しました。このラウンドはBessemer Venture PartnersとThrive Capitalがリードし、RRE Venturesに加え、Box CEOのアーロン・レヴィ氏、ゲイリー・ヴェイナーチャック氏、デビッド・ティッシュ氏といった著名なエンジェル投資家も参加しました。

興味深いことに、この取引にはFuelという名の企業のクリス・ハワード氏とブラッド・シルバーバーグ氏も含まれています。ハワード氏とシルバーバーグ氏がIgnition Partnersの再編後、アーリーステージ投資ファンドを設立するとは、数ヶ月前から聞いていました。Fuelは新会社の名称のようです。詳細について彼らに問い合わせました。(ハワード氏がシリコンバレーに移転したという情報も得ています。)

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ブランドン・ウェーバー

ハイタワーのプレスリリースでもう一つ興味深いのは、シアトルが日付の記載場所となっていることです。CEOのブランドン・ウェーバー氏、デザイン責任者のドナルド・デサンティス氏、CTOのニール・スマート氏率いる同社は、商業不動産業界の中心地に近づくため、ニューヨーク市に移転すると聞いています。

同社の投資家の多くもニューヨークを拠点としています。ウェーバー氏は以前、マイクロソフト、Zillow、CBREに勤務し、スマート氏はRealNetworksに会社を売却し、同社のクラウドグループに勤務していました。デサンティス氏は以前、シアトルのテクノロジーコンサルティング会社LIFFFTに勤務していました。

同社の Web サイトには、所在地としてニューヨーク市マンハッタンが記載されています。

ハイタワーは、不動産ポートフォリオ全体の賃貸データを集約するクラウドベースのテクノロジーに取り組んでおり、そのデータを Excel スプレッドシートに格納する旧来のシステムを一掃します。

「テクノロジーと商業不動産業界の両方において深い専門知識を持つ素晴らしい投資家グループと提携できることを大変嬉しく思います。この業界に価値を創造する大きな機会がここにあります」とウェーバー氏はプレスリリースで述べています。