
Migo、Lyftとcar2go決済を統合した交通検索エンジンアプリをリリース
テイラー・ソパー著
数か月にわたるベータテストを経て、Migo の交通アプリがリリースされました。
シアトルのスタートアップ企業は本日、シアトルとポートランドのオンデマンド交通サービスのリアルタイム検索エンジンとして機能する新しい iOS アプリを正式にリリースした。
GeekWireが今年初めに報じたように、Migoは様々な交通手段を集約し、料金見積もりや待ち時間に関するリアルタイムデータを提供しています。その狙いは、ユーザーが複数のアプリを切り替えなくても、どのサービスが最も便利かをいつでも素早く簡単に判断できるようにすることです。
MigoはLyftなどのアプリのAPIに接続し、利用可能なオプションを自社アプリに集約します。APIを持たないアプリ向けには、Migo独自の仮想化プラットフォームを開発し、外部アプリのデータをMigoに再統合しています。
Migoアプリには、リリース時点でLyft、car2go、シアトル・イエローキャブなどのサービスが含まれています。ユーザーは、既存のアカウントをMigoアプリに連携させることで、Lyftまたはcar2go(シアトルでユーザー数が10万人を突破したばかり)の配車サービスを呼び、予約し、支払いを行うことができます。

UberやBMWのカーシェアリングサービス「ReachNow」など、アプリにはまだ対応していないサービスもいくつかあります。Migo社は、他のパートナー企業向けのアプリ内決済は「今後拡大していく」と述べています。
4月に、MigoのCEOであるジェフ・ウォーレン氏はGeekWireに対し、すべてのプロバイダー、特に主要プロバイダーをMigoに参加させるには、「彼らにとっての価値提案、つまり新規顧客やビジネスの増加が必要だ」と語った。
「エクスペディアの場合と同じように、時間が経てば誰もが参加するようになるだろう。だが、誰にとっても興味深い規模にならなければならない」と、以前エクスペディアでモバイル製品や地域マーケティングを担当するグループを率いていたウォーレン氏は語った。
Migoはユーザーにとって無料だが、1回の呼び出しごとに料金と顧客獲得手数料を徴収することで収益を得ている。同社はフルタイム従業員8名を擁し、これまでにシアトルに拠点を置きニック・ハナウアー氏が共同設立したSecond Avenue Partners、欧州のモビリティ専門ファンドVIA-ID、ロサンゼルスに拠点を置くアーリーステージのベンチャーキャピタルWavemakerなどの投資家から230万ドルを調達している。