
目撃:カメラとセンサーを搭載したアマゾンのロボットがシアトル北部の歩道を地図化
ティム・エリス著

土曜日の朝、ワシントン州エバレットで普通のドライブをしていたとき、娘にドーナツを買って、妻にコーヒーを飲む合間に、興味深いものを見つけた。ブロードウェイの歩道を走っていた、無標識の6輪ロボットだ。
すぐに思い浮かんだのは、Amazonの荷物配達ロボット「Scout」だ。2019年にスノホミッシュ郡の無名の地区で試験運用が開始され、今年初めにはカリフォルニア州アーバイン、アトランタ、テネシー州フランクリンに導入されたとされている。最初の発表以来、私はこのロボットに注目してきたが、今のところ実際に見たことはなく、ソーシャルメディアでも目撃情報を見ていない。
ロボットがエバレットのリバーサイド地区の脇道に曲がった時、私はロボットを追いかけて立ち止まり、もっとよく見てみようと思った。しかし、近づいてみると、ロボットの頭上からカメラとセンサーがずらりと並んでいるのが見えた。
これは明らかに配達ロボットではなく、マッピングロボットの一種だった。Googleストリートビューカーのミニチュア版といった感じで、自律走行ではなかった。明らかにオペレーターがすぐ後ろをついていて、ワイヤレスのXbox 360コントローラーでロボットを操作していた。

オペレーターにロボットの用途と誰と一緒なのか尋ねると、彼らは親切ではあったものの、非常に曖昧な返答しか返ってこなかった。「物流」と「地図作成」の仕事をしていると答えたものの、勤務先の会社名は明かさなかった。ロボットを操縦するために使っているXbox 360コントローラーについて話すと、彼らはそれを隠すかのように胸に抱えていた。近くに停まっていたバンには会社のロゴはなかった。

こうした興味深い出来事が私の好奇心をさらに掻き立てたので、オペレーターの「距離を保ってください」という指示にできる限り従いながら、ロボットをじっくりと観察してみました。すると、最初の観察では見逃していたものが見つかりました。背面に貼られた小さなAmazon.comのシリアルナンバーのステッカーで、このデバイスの出所に関する私の当初の疑念が裏付けられました。

このロボットがエバレットで行っている「マッピング」は、おそらく、実際のスカウトロボットを近隣地域に展開するための準備なのでしょう。つまり、スカウトではないものの、スカウト・スカウトに近いと言えるでしょう。

この件に関してAmazonにコメントを求めており、返答があれば更新します。