
ウォルマート、アマゾンに倣い店内ロッカーサービスを試験導入へ
ジョン・クック著
ウォルマートは、Amazon.comとの競争が続く中、巨大な実店舗網を有益な資産へと転換しようと模索している。そして、その最新の取り組みは、Amazonが既に革新を起こしている分野、つまり物理的なロッカーだ。
ウォルマートは本日、カリフォルニア州サンブルーノで開催されたイベントで、オンラインで商品を注文し、近隣店舗のロッカーで受け取ることができる新しいロッカーサービスの試験運用を今夏開始すると発表した。試験運用は約12店舗で実施される。
ロイター通信によると、米国人口の3分の2はウォルマートから5マイル(約8キロメートル)以内に住んでいるという。アーカンソー州に本拠を置くこの巨大小売業者は、約2年前からオンライン注文を店舗に配送しており、今年中にこのプログラムを約50店舗に拡大する計画だとロイター通信は報じている。
ロッカーは興味深い工夫を加える可能性があり、顧客が荷物を受け取るプロセスを自動化する可能性があります。
これは私たちにとって非常に興味深いニュースです。約18ヶ月前、シアトルのセブン-イレブンでAmazonロッカーがいくつか見かけられるようになったからです。それ以来、AmazonはStaplesやRadioShackなど、様々な小売店にロッカーを設置する契約を結んできました。(Amazon.comが実店舗に進出するなら、高度に自動化されたシステムを導入し、既存のショッピングの概念を覆すことになるだろうと私は常々主張してきました。私が言いたいことの例として、元Amazon幹部が設立したHointerに関する以前の記事「Amazonが新たに立ち上げたロボット駆動型アパレルスタートアップは、服の買い方に革命を起こすことを目指す」をご覧ください。)
この分野に注目しているのはAmazon.comだけではありません。今年初め、GoogleはAmazonのロッカーサービスのライバルであるカナダのBufferBoxを買収しました。
GeekWire の Todd Bishop が、おそらく Amazon ロッカーの初公開テストを開始した様子をご覧ください。
GeekWire の以前の記事: Walmart 対 Amazon: 次の大規模な技術対決?