Iphone

マイクロソフト、食べるのをやめるよう指示する拡張現実メガネの特許を取得

マイクロソフト、食べるのをやめるよう指示する拡張現実メガネの特許を取得

ナット・レヴィ

(米国特許商標庁のスクリーンショット)

マイクロソフトは昨日、ピザの3枚目を食べないようにと告げる小さな声として機能する拡張現実メガネの特許を取得した。

特許によると、このメガネには、ユーザーが見ている食べ物を識別し、レストラン、食品会社、その他の情報源から提供される栄養情報を中継するセンサーが搭載される。ユーザーの行動に基づいて、メガネは食べられている量を認識する。例えば、メガネが皿いっぱいの食べ物を目にし、ユーザーが食べ物を手に取るのを観察すると、食べ物を噛む音を感知する。その後、皿の半分しか食べられていないのを観察すると、メガネはユーザーが食事の一部を食べ​​たと推定し、それに応じて情報を追跡する。

このグラスは、摂取カロリーを時間経過とともに追跡できます。そのため、ユーザーがその日にすでにたくさん食事を摂っていた場合、その日のカロリー制限に達している可能性があることをデバイスが後で警告してくれます。

個々の食事の記録に加え、このグラスにはソーシャルな要素も備わっています。例えば、ユーザーがレストランに入ると、グラスに友人が書いたその店のレビューが表示されるといった具合です。また、ユーザー同士が栄養情報を送信し合うことも可能です。

ウェアラブル健康技術は巨大な産業へと成長し、Fitbitのようなフィットネストラッカーや、ユーザーの日々の活動を記録するガジェットが数多く登場しています。マイクロソフト自身も、2014年に発表されたMicrosoft Healthプラットフォームの一部としてMicrosoft Bandでこの分野に参入しましたが、昨年フィットネストラッカーの生産を中止しました。

これらのウェアラブルデバイスの多くは、身体活動や睡眠サイクルといった日常生活の様々な側面を追跡します。しかし、ユーザーの食事摂取量を自動的に記録することは困難であり、ほとんどのフィットネスプラットフォームでは、ユーザーが手動で食事を記録する必要があります。