
アップル、サービス収益が70億ドルを超え、iCloudストレージ事業の「記録的な成果」を誇示
アップル、サービス収益が70億ドルを超え、iCloudストレージ事業の「記録的な成果」を誇示

写真提供:theleetgeeks、Flickr経由。
トッド・ビショップ著

ここに時代の兆しがある。12月四半期にアップルはサービス事業で、コンピューターの販売とほぼ同額の収益を上げた。
同社のサービス売上高は、デジタルコンテンツ、Apple Care、Apple Pay、ライセンス、その他のサービスを含め、71億ドルを超えた。一方、Macの売上高は72億ドルで、約1%増加した。
アナリストとの電話会議で、AppleのCEOティム・クック氏は、具体的な数字は明かさなかったものの、同社のiCloudストレージ事業が「過去最高の業績」を記録したことなどを挙げた。同社はiCloudの顧客に5GBの無料ストレージを提供しており、有料プランはストレージ容量に応じて月額99セントから19.99ドルとなっている。
AppleのCFO、ルカ・マエストリ氏は電話会議でアナリストに対し、この事業分野は今後さらに成長していくと見込んでいると述べた。「iCloudストレージ事業は急速に成長しており、地域レベルでも引き続き大幅な成長が見込める事業です。」
これは、Appleのクラウド事業が過去にも展開されていたことを考えると、特筆すべき点と言えるでしょう。同社は昨年、クラウドワークロードの一部をGoogle Cloud Platformに移行しましたが、Amazon Web Servicesは、Appleのこの動きは主要なパブリッククラウドプラットフォームからの全面的な移行を反映したものではないとすぐに指摘しました。また、Appleが自社でデータセンターの構築も進めているという事実も、注目すべき点の一つです。