
マイクロソフトのSkyDriveマネージャー、マイク・トーレスがアマゾンの謎の職に就く
トッド・ビショップ著

マイクロソフトの消費者向けクラウドおよびファイルストレージサービスである SkyDrive の構築と指揮に携わったマイク・トーレス氏が、シアトル企業の Amazon のデジタルグループ (Kindle 製品ラインナップを担当する領域) のディレクターとして同社を去る。
SkyDriveのグループプログラムマネージャーを務めていたトーレス氏は、本日午後、GeekWireの問い合わせに対し、この異動を認めた。彼はマイクロソフトを退職し、数週間後にアマゾンに入社する予定だ。
「マイクロソフトを離れるのは非常に難しい決断だったが、アマゾンの非常に刺激的な新しい取り組みに参加できるこの機会を逃すわけにはいかなかった」と同氏はメッセージに記し、アマゾンで何をするかについてはこれ以上の詳細は明かせないと述べた。
彼は、ここ数ヶ月でAmazonに非公開プロジェクトで採用されたことを公に認めた2人目のMicrosoftベテランだ。Microsoftを退職して自身のスタートアップを立ち上げた元Windows Phoneゼネラルマネージャーのチャーリー・キンデルは、4月にAmazonに「ある秘密」プロジェクトに携わるために採用された。
キンデル氏は当時、LinkedInのプロフィールにこう記していた。「Amazonにとって全く新しい分野に挑戦する新しいチームを編成しています。クラウドとモバイルの開発者、テスター、プログラムマネージャー、そしてプロダクトマネージャーを募集しています。」
トーレス氏の退任は、マイクロソフトが Windows 8、Windows Phone、Microsoft Surface タブレットなどのデバイスにバックエンドのファイル ストレージおよび同期サービスとして SkyDrive をより多くの消費者向けサービスに組み込む取り組みを進めている最中に起こった。