
ビッグデータスタートアップのミネッタ・ブルックが株式ニュース分析で200万ドルを獲得
ジョン・クック著
ディーパック・“DB”・バラドワジ氏とプラブー・ベンカテシュ氏が率いるビッグデータスタートアップ企業、ミネッタ・ブルックは、金融サービス分野向けの初の製品の開発を継続するため、シード資金として200万ドルを調達した。
「私たちは、関連性の高いストリーミング情報と間接的に参照されるコンテンツを高速に抽出するための、世界初の自動リアルタイム検出エンジンを開発しました」と、サン・マイクロシステムズとマイクロソフトで勤務経験を持つバラドワジ氏は述べた。同氏はさらに、この製品はニュースなどの動的な非構造化データと、金融ティッカーや銘柄コードなどの構造化データを統合すると付け加えた。
「クリック数を数えて文書レベルの人気度を評価する感情主導型や統計的手法とは異なり、当社のエンジンはコンテンツそのものを、その文法や意味構造も含めて取り込みます」と彼は述べた。「これは、他の手法と比較して、一致度と関連性の点でより高速かつ正確です。」
この技術は複数の業界で応用可能ですが、Minetta Brookは金融サービス分野から事業を開始しています。当初は金融トレーダーとリサーチアナリスト向けにサービスを販売し、最初の製品は数週間以内にベータ版のリリースを開始する予定です。
この資金は、TiE Angel Group Seattle (TAGS) と Naya Ventures によって提供されました。
「構造化データと非構造化データの世界に新たな次元をもたらす、ミネッタ・ブルックの経験豊富な専門家チームと協業できることを大変嬉しく思います」と、TiEエンジェルズ・グループ・シアトル・プログラムの議長であるハレシュ・ヴェド氏は述べています。「彼らのプラットフォームと独自の自然言語処理技術、そして機械学習技術は、ビッグデータ処理に革命をもたらすと確信しています。」
ミネッタ・ブルックへの資金調達は、今月初めにシアトルのビッグデータスタートアップ企業コンテクスト・レレバントへの投資に続くもので、コンテクスト・レレバントも金融サービス分野をターゲットとしたサービスを提供している。同社はマドロナ、ブルームバーグなどから700万ドルを調達した。