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ディズニーは人気アニメキャラクターをロボット化する取り組みを進めている

ディズニーは人気アニメキャラクターをロボット化する取り組みを進めている

モリー・ブラウン

写真はYouTube/Disney Researchより
写真はYouTube/Disney Researchより

ディズニーのテーマパークで人気のキャラクターが、もうすぐロボットになるかもしれません。

ディズニー・リサーチは、同社の人気アニメキャラクターに命を吹き込む方法を開発しています。近い将来、願わくばそれが実現すれば、『トイ・ストーリー』『ウォーリー』『アナと雪の女王』といった映画に登場する非人間キャラクターたちと、一緒に歩いたり、 写真を撮ったり、さらには会話したりできるようになるかもしれません。 

「現実世界でアニメキャラクターを体現するロボットの製作は、エンターテインメント業界で大きな需要がある。なぜなら、そうしたロボットがあれば、人々は映画やテレビでしか見たことのないキャラクターと物理的にやりとりできるようになるからだ」と研究者らは研究論文に記している。

研究者たちはここで構築プロセスを説明しています。

キャラクターの運動学構造に基づき、下半身に相当する二足歩行ロボットを開発する。リンクは3Dプリントされ、関節はサーボモーターで駆動される。軌道最適化を用いて、ゼロモーメントポイントが接触凸包内に留まるように動作を修正することで、キャラクターの歩行動作を模倣する開ループ歩行軌道を生成する。開発したハードウェアシステム上で歩行をテストする。

下のビデオでは、建設のプロセスを分かりやすく説明しています。また、こちらの論文では、より技術的な側面についても解説しています。 トゥモローランドの実現はそう遠くないかもしれません。