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Uber、ポートランドで米国初の電気自動車プログラムを開始

Uber、ポートランドで米国初の電気自動車プログラムを開始

ナット・レヴィ

Uberのロンドン試験プログラムの一環として運行される電気自動車。(Uberの写真)

Uberは、世界中で試験的に実施している取り組みと同様の、ポートランドでの電気自動車の使用を支援し奨励するための新しいプログラムを発表している。

これはUberが米国で同様のプログラムを実施する初めての試みであり、ドライバーの電気自動車のリースを支援するためのUber子会社Xchange Leasingとの提携、ドライバーが乗客に電気自動車の利点を説くアンバサダーになるためのインセンティブ、UberEATS配達員用の電気自転車を入手するためのCynergy E-Bikesとの提携、オレゴン州ユージーンを拠点とする電気自動車メーカーArcimotoおよびポートランド・ゼネラル・エレクトリックとの提携による充電ステーションの設置などが含まれる。

「Uberは、クリーンな車両技術がドライバーと乗客に、より効率的で汚染の少ない移動手段を提供する大きな可能性を秘めていると考えています」と、オレゴン州Uberゼネラルマネージャーのブライス・ベネット氏は声明で述べています。「この新たな取り組みは、より多くの人々を、より少ない台数で、より充実した、より効率的な車両で輸送したいという私たちの願いを反映しています。また、ドライバーにはさらなる経済的メリットも提供するでしょう。」

Uberによると、ポートランド地域のドライバー6,000人のうち約100人が電気自動車を利用しているという。それほど多くないように思えるかもしれないが、同社によれば、この割合はすでに一般人口の電気自動車利用率を上回っているという。Uberの目標は、ドライバーに電気自動車への切り替えを促し、数百台を保有車両に加えることだ。

ベネット氏は、ウーバーがこのプログラムの開催地をポートランドとオレゴン州に選んだのは、「クリーンエネルギーと電気自動車への移行において、ポートランドとオレゴン州は全米をリードしている」からだと述べた。ウーバーはロンドン、ヨハネスブルグ、パリ、マドリード、リスボンでも電気自動車プログラムの試験運用を行っている。

Uber はまた、ポートランドを拠点とし、州全体で電気自動車の利用を増やすことを使命とする非営利団体 Drive Oregon や、ポートランド地域の黒人若者の生活向上のために低・中所得の親を支援する Black Parent Initiative とも協力している。