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インテルから独立後、マカフィーはポートランドに拠点を置く従業員の一部を解雇した

インテルから独立後、マカフィーはポートランドに拠点を置く従業員の一部を解雇した

トム・クレイジット

セキュリティソフトウェア開発会社マカフィーが、ポートランドオフィスに拠点を置くマーケティング関連職の従業員を非公開の数だけ解雇したとGeekWireが入手した。

マカフィーCEO、クリストファー・ヤング氏(マカフィー写真)

今週の移転によってどれだけの人が影響を受けたかは不明ですが、マカフィーの広報担当者によると、同社は「会社の成功に向けた取り組み」の一環として「数名の従業員」を解雇する必要があると判断したことを認めました。同社はこれらの従業員に支援を提供し、ポートランドでの事業拡大を継続的に計画しており、来年には新オフィスへの移転を計画しています。

オレゴニアン紙の報道によると、マカフィーは4月時点でポートランド地域で350人の従業員を雇用していた。同社はカリフォルニア州サンタクララに本社を置いており、今年初めにインテルからスピンオフした後、ポートランドでの雇用を縮小した理由について「オレゴンで生活してきた従業員へのコミットメントを示すことが重要だと判断した」と同紙は述べている。今回の人員削減がポートランドに限定されたものなのか、それとも全社規模なのかは不明で、担当者はポートランド以外の地域での人員削減の件数や規模についてはコメントを控えた。

マカフィーは、個人および法人ユーザー向けのセキュリティソフトウェアを開発しています。ジョン・マカフィー氏によって設立され、波乱万丈の人生を歩んできたマカフィー氏は、2010年にインテルに76億8000万ドルで買収されました。プレスリリースによると、スピンオフ当時、マカフィーのプライベートエクイティ取引における企業価値は42億ドルでした。

PC市場の成長鈍化は、企業セキュリティの状況を悪化させています。企業セキュリティは、数十もの大企業やスタートアップ企業がセキュリティ契約を競い合う、非常に競争の激しい分野です。マカフィーによると、フォーチュン100社のうち84社が同社の製品またはサービスを利用していますが、企業ネットワークのセキュリティ確保をめぐっては、十数社の大手企業と競合しています。