
グーグル:マイクロソフトのAndroidは「イノベーションを脅かす」
グーグル:マイクロソフトのAndroidは「イノベーションを脅かす」
トッド・ビショップ著
Google自体は、AndroidをめぐるMicrosoftの特許訴訟において、まだ被告として名指しされていないが、モバイルOSを開発するGoogleは、この訴訟に利害関係を持っていることは明らかだ。そして今、GoogleはMicrosoftの行動に反対の声を上げている。
「マイクロソフトのような包括的なソフトウェア特許の主張は、イノベーションを脅かすものです」と、同社は今朝の声明で述べた。「当社はこの訴訟の当事者ではありませんが、Androidプラットフォームとその開発を支援してきたパートナーの皆様を全面的に支持します。」
マイクロソフトは昨日、同社の電子書籍リーダー「NOOK」におけるAndroidの使用をめぐり、Barnes & Noble社とその製造業者を相手取った訴訟を起こし、特許争いを激化させた。
「AndroidプラットフォームはMicrosoftの特許を多数侵害しており、Androidデバイスを製造・出荷する企業は当社の知的財産権を尊重しなければなりません」と、Microsoftのコーポレートバイスプレジデント兼副法務顧問であるオラシオ・グティエレス氏は、訴訟を発表する声明の中で述べた。「AndroidスマートフォンのマーケットリーダーであるHTCを含む他のベンダーも、このプログラムに基づくライセンスを取得しており、当社はBarnes & Noble、Foxconn、Inventecと1年以上にわたりライセンス契約の締結に努めてきました。」