
アマゾンの巨大な「バイオスフィア」を設計した建築家は、それは見せかけではないと語る
アマゾンの巨大な「バイオスフィア」を設計した建築家は、それは見せかけではないと語る

GeekWire Summitで講演するスコット・ワイアット氏(写真提供:GeekWireのダン・デロング氏)

バイオスフィアが完成した時のレンダリング。
モニカ・ニッケルズバーグ著

シアトルのダウンタウンで働く人にとっては驚きかもしれないが、アマゾン本社に建設中の巨大な「バイオスフィア」は見せかけのものではない。
これは、この建物を設計した会社NBBJのパートナー、スコット・ワイアット氏の話だ。
「これは単なるセットピースではありません」と彼は火曜日のGeekWireサミットのステージで語った。「見せ物ではありません。外部から人が入ってくるためのショーケースでもありません。これはAmazonで働く人々のためのものです。これはオルタナティブな職場であり、植物と深く触れ合える場所です。」
バイオスフィアは、シアトルのビジネス街の中心部、3ブロックに広がる330万平方フィート(約2万平方メートル)のオフィスビルの一部です。アマゾンは専任の園芸家を雇用し、人間にとっても快適な気候で育つ植物を植えました。ワイアット氏が指摘したように、この目的はアマゾンの従業員に温暖な職場環境を提供することです。

「クライアントは、これが従業員の幸福度、健康度、生産性、創造性を高める方法だと信じていました」とワイアット氏は述べた。「そのための大きな投資であり、必ず成功すると確信しています。」
2018年にオープン予定のこの球状の建物は、アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏の構想だった。彼は長年、郊外ではなく都市部への事業拡大を主張してきたが、それに伴う成長痛による緊張も抱えていた。
アマゾンは「都市での生活、仕事、遊びの境界を曖昧にする地域を構築している」とワイアット氏は火曜日に述べた。