
GraphLabがDatoに社名変更、1,850万ドルを調達
ブレア・ハンリー・フランク著
シアトルを拠点とするスタートアップ企業GraphLabは、中小企業が膨大なデータからより多くの情報を容易に理解できるようにすることを目指しており、大きな変化が起ころうとしています。まず、同社はDatoにブランド名を変更しました。これにより、同社の機械学習製品の幅広い範囲をより適切に網羅できるようになると期待されています。
さらに、Datoは本日、シリーズB投資ラウンドで1,850万ドルを調達したことを発表しました。このラウンドには、Datoに既に投資実績のあるNEAとMadrona Venture Groupに加え、Vulcan CapitalとOpus Capital Venturesからも投資を受けました。同社はこれまでに総額2,525万ドルを調達しています。
Dato の製品を使用すると、開発者は機械学習と人工知能の機能を使用して、自動的にスケーリングおよび調整するアプリを構築できるため、ソフトウェア メーカーは製品を概念実証から完全に機能するアプリまでシームレスに移行できます。

「当社は、よりインテリジェントな世界を創造するという使命を掲げて設立されました」と、DatoのCEOであるカルロス・ゲストリン氏はプレスリリースで述べています。「Datoへの投資は、より多くのデータサイエンティスト、ソフトウェア開発者、そしてエンジニアを支援し、想像を絶する方法で産業に革命を起こし、私たちの生活を豊かにすることに貢献するでしょう。」
同社は現在27名の従業員を抱え、複数の部門で積極的な採用活動を行っています。今回の資金調達は、機能と連携の拡大をさらに推進する上で大きな力となります。Datoは、Zillow、Adobe、PayPalなど、多くの著名な企業を顧客に抱えています。
Datoは、ゲストリン氏の指導の下、2009年にカーネギーメロン大学でオープンソースプロジェクトとしてスタートしました。2012年には、ゲストリン氏がワシントン大学の教員に加わり、その後、このオープンソースプロジェクトを独立企業として設立しました。今回の新たな資金調達は、DatoがシリーズAの資金調達ラウンドで675万ドルを調達してから1年半以上が経過した後に行われました。