
MakerBotが新型Replicator Miniで3Dプリントを一般向けに提供
ブレア・ハンリー・フランク著
MakerBotは本日、新しいReplicator Miniの出荷開始を発表しました。これは、設置スペースが限られている人や、予算内で造形を試してみたい人向けの小型3Dプリンターです。価格は1,375ドルと、家電製品としてはまだ安価とは言えませんが、2,899ドルのフルサイズReplicatorよりもはるかに購入しやすい価格です。
このプリンターは、ほぼ4インチ四方、高さ5インチのオブジェクトを作成でき、底面の総面積は1平方フィート弱です。プリンターのキャリブレーションを気にすることなく、誰でも簡単にアイテムを印刷できるように設計されています。
MakerBot のより大型な現世代製品と比較すると、Mini はかなり小型ですが、その構築容量は、MakerBot の最初の 2 つの 3D プリンター キットである Cupcake CNC と Thing-O-Matic よりも実際に大きいです。
さらに、Replicator Mini は、完全に組み立てられた状態でも、2,500 ドルかかる Thing-O-Matic よりも安価です。
本日の発表は、3Dプリントをより多くの人々にとって身近なものにするための継続的な取り組みにおける新たな一歩です。エクストルーダーをいじったり、新しいビルドプラットフォームを試したりすることは、長年にわたりMakerコミュニティの定番となっていますが、3Dプリンターを便利なツールとして捉えている多くのユーザーにとって、同じレベルのいじくり回しは容易ではありません。Replicatorシリーズの発売により、完全な、箱から出してすぐに使える体験を求める人々が、すぐに使えるように設計されたプリンターを購入し、すぐに使い始めることができるようになりました。
Microsoftは、3Dプリントの未来に向けて先導的な取り組みをリードする企業の一つであり、MakerBotをはじめとする企業と協力し、Windows 8.1に3Dプリンターのサポートを組み込んでいます。さらに、Microsoft Storeでは「MakerBot Experience」というコーナーを設け、MakerBotプリンターの動作を実際に見ることができるようになっています。