
Appleの新しいMacBook ProのタッチバーでMicrosoft Officeがどのように動作するか
トッド・ビショップ著

MicrosoftのOfficeチームは、ユーザーがその瞬間に行っている操作に応じて異なるボタンを表示するツールバーについて、ある程度の知識を持っています。これが、WordやExcelなどの従来のメニューに取って代わる機能であるOfficeリボンの根底にある考え方です。このリボンは、約10年前に登場しました。

そのため、今朝の特別イベントで Apple が新型 MacBook Pro の主力機能として発表した、常に変化するインタラクティブなマルチタッチ ストリップである新しい「Touch Bar」の発売パートナーの中に Microsoft が含まれているのは興味深いことであり、おそらく驚くことでもないだろう。
しかし、Touch Bar は Office アプリではどのように機能するのでしょうか? Microsoft は今日の午後、それを説明する一連の例を示しました。
- Word では、この機能は「フォーカス モード」と連動し、よく使用する編集ツールや書式設定ツールを Touch Bar に配置することで、ユーザーはドキュメントを全画面表示のままにすることができます。
- PowerPoint ユーザーは、タッチ バーを使用して、スライド デッキ内のグラフィック要素を検索、移動、回転できるようになります。
- Excel では、ユーザーがセルに等号を入力すると、タッチ バーに最近使用した関数が表示され、書式設定やグラフのオプションにアクセスできるようになります。
- Outlookでは、よく使うコマンドがツールバーに表示され、新しいメールの作成中に最近使用したドキュメントに素早くアクセスできます。また、ツールバーからSkype for Business会議に参加することもできます。

Touch Bar搭載の新型MacBook Proは2~3週間後に出荷予定です。Touch Bar搭載の13インチMacBook Proの価格は1,799ドルから、15インチは2,399ドルからとなります。AppleはTouch Bar非搭載のエントリーレベルの13インチMacBook Proも1,499ドルから販売します。
AppleとMicrosoftは、様々な分野で競争と協力を繰り返しながら、長く複雑な歴史を歩んできました。Microsoft OfficeチームによるMacのサポートは、長年にわたり両社関係の柱となってきました。
Microsoft 副社長のカーク・ケーニグスバウアー氏が指摘したように、今週は Office チームにとって重要な週でした。同チームはまた、Microsoft の Surface Studio および Surface Dial アクセサリと Office 機能を統合することに加えて、Microsoft の Windows 10 Creators Update のインク、描画、3D 機能のサポートも発表しました。