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ベンチマーク・キャピタルはウーバーの元CEOを訴え、エクスペディアのダラ・コスロシャヒをCEOに交代させる計画に協力している

ベンチマーク・キャピタルはウーバーの元CEOを訴え、エクスペディアのダラ・コスロシャヒをCEOに交代させる計画に協力している

モニカ・ニッケルズバーグ

ベンチマーク・キャピタルのパートナー、サラ・タベル氏が2017年GeekWireサミットで講演。(GeekWire Photo / Dan Delong)

トラビス・カラニック氏が一連のセクハラなどのスキャンダルを受けてウーバーを辞任した後、投資会社ベンチマーク・キャピタルは、同氏を相手取り異例の訴訟を起こした。ベンチマーク・キャピタルのゼネラル・パートナーであるサラ・タベル氏は、この訴訟はカラニック氏がベンチャーキャピタルの2つの重要原則に違反したことが原因だと述べている。

「ウーバーでは常に2つのことに重点を置いてきました。それは優れたリーダーシップと優れたガバナンスです」と彼女は火曜日にシアトルで開催されたGeekWireサミットのステージ上で語った。

しかし、先週ウーバーの取締役会が全面的に承認した一連の新たなガバナンス原則のおかげで、ベンチマークとカラニックの確執は解消されそうだ。

「もしこれらを通過させることができれば、我々は本当に良い状況に立つことになるだろう」とタベル氏は火曜日に語った。

タベル氏と彼女のチームは、カラニック氏の後任となった元エクスペディアCEOのダラ・コスロシャヒ氏のリーダーシップの下でのウーバーの方向性に熱意を持っている。

「シアトル、この素晴らしい人材の輸出に感謝します」と、彼女はGeekWire Summitの「The VC View」と題したパネルディスカッションで述べた。「シアトルのエコシステムから彼を奪い取ってここにいることに少し罪悪感を感じていますが、彼をUberのCEOとして迎えることができて本当に嬉しいです。彼はまさに今のこの会社にふさわしい人物であり、私たちは彼の優れたガバナンスを活用できるのです。私たちは楽観的です。」